【前走圧巻】
ヴェルステルキングが、うなっている。三走前の中京の1分21秒9、二走前はコンマ0秒2差の3着と、連続騎乗のデムーロとすれば、
山陽特別勝ちはたぶん想定内だった。しかし、1200m通過は1分9秒0というHペースを、直線を向いたときはもったまま。軽く促すだけで1分21秒4の楽勝は、いい意味でデムーロも誤算。昇級も好勝負になるという手応えは、たっぷり残っている。
ベッラヴォーチェとの追い比べが本線。二走前の
久多特別は、平坦の京都にしろ1分20秒4は良質。休み明けの前走の上がりは33秒1だった。単穴は
コンテッサトゥーレ。
元町S惨敗は、
ユートピアS・1分33秒8の反動――それを慮り、短期放牧でリフレッシュ、鞍上にはルメールを起用。
他馬の目標になるのは目に見えているが、
フォンタネットポーの近二走は、近い将来の重賞レベル。一瞬の脚を生かせば
テルメディカラカラ。
アドマイヤナイト、
メラグラーナも連下には押さえておきたい。