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【平穏】デビュー戦以来3戦連続2着と歯がゆい競馬が続いているチカリータ。とくに前走は、今までの競馬から一転、逃げて確実に勝ちを拾おうとしたものの、ゴール前クビ差勝ち馬に屈するという悔しいレースとなってしまった。ただ、この安定感は出走馬の中だと抜けた存在。調教でも馬なりで今週好タイムを叩きだしており、無理に逆らう必要もないだろう。問題は相手探し。その筆頭が、前走最低人気ながら上がり最速の脚で追いこんできたグラウス。チカリータが逃げて圧倒する競馬になれば、漁夫の利で同馬の差し脚が活きてくる。

【順当決着】今日いちばん堅いのが、このレースの03チカリータ。先行内容のよさは断然で、久々ながら稽古でもいい動きを見せている。普通にスタートを切れれば、その時点で勝ち負け。ここは相手も、15フレグラントブレスと06エルパンドールが上位評価組と、徹底的に堅い。もし紛れがあるとしても、3着のヒモだろう。

【小波乱】フレグラントブレスは臨戦過程がよく能力全開。スムーズな競馬でメイショウアケボノが前進する。アイアンアヴァロンはしぶとい。

この開催替わりの阪神は比較事項が増えるので要注意。最初の週は様子を見ながら始めていこう。未勝利戦もここはコース値あってまず安心。ちょっと間は開いたが前走同距離コース87ならば◎チカリータ筆頭。相手に初戦78○クレオメ。平均値で続く▲フレグラントブレスも圏内。初出走☆スタンリープールもあり。