2013年　標準トラック主体/標準坂路/一杯平均坂路
2014年　乗込坂路主体/一杯平均併用/標準多め坂路
2015年　急仕上げトラック/標準多め併用/標準坂路

　昨年こそ、松永幹夫厩舎の勝負調教に該当したアウォーディーが追い切り本数の少ない調教タイプで優勝していますが、2013年と2014年は追い切り本数が標準以上の併用調教。昨年2着のイースターパレードにしても、6番人気ながら標準多め併用の調教適性を活かして連対しています。

　今年も標準多め併用系統が馬券に絡むと判断して◎ルファルシオン。厩舎コメントから先行するレースが想定できるだけに、調教適性を存分に発揮した競馬ができると思います。

1.ルファルシオン
今回：標準多め併用
前回：標準併用

2.アドマイヤランディ
今回：標準坂路
前回：乗込坂路

3.エアカミュゼ
今回：標準併用
前回：スパルタトラック

4.ミツバ
今回：急仕上げトラック
前回：標準トラック主体

5.サージェントバッジ
今回：標準多め坂路
前回：標準併用

6.タガノビリーヴィン
今回：一杯平均坂路
前回：標準坂路主体

7.グッドマイスター
今回：馬ナリ平均坂路
前回：標準少め坂路

8.メイショウヒコボシ
今回：標準坂路
前回：標準坂路

9.イクラトロ
今回：標準坂路
前回：軽目坂路

10.ダノンバトゥーラ
今回：標準坂路
前回：馬ナリ平均併用

11.ヨヨギマック
今回：標準少め坂路主体
前回：馬ナリ平均坂路

12.メイショウワコン
今回：乗込併用
前回：標準併用

【一戦必勝】脚元に不安を抱えているダノンバトゥーラは、文字通り一戦必勝。丹沢Sは骨折明け、一年振り。それでも前半1000mが1分2秒4―1800m通過・1分52秒1というタフなミドルラップを自らが主導し、0秒1差、2分10秒7という快時計で2着に踏ん張った。やや間隔はあいたが、慎重に整備期間を設けたと、プラス方向に考えたい。

　次位はミツバ。白川郷Sは4着に終わったが、加古川特別・1分49秒3という記録は、湿り加減のダートでは頼りになる。ヨヨギマックは、桃山Sは使い詰めの反動もあったように思う。現級の梅田S2着の実績を単穴に見直し。

　サージェントバッジは、デムーロの助けがあったとしても、他力本願は否めず。釜山Sの上位馬メイショウヒコボシ、イクラトロは、中央場所の1800mは、数字通り、あと100mがキツいか。

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【上位拮抗】3走前の重賞アンタレスSで、3着と好走したサージェントバッジが、ここでは力が上か。そのときと同じ、阪神1800m、デムーロ騎手鞍上というのも心強い。状態面に関しても、この中間は丁寧に乗り込まれてきた。相手は少しひねってエアカミュゼ。レース間隔が開いた方が走るタイプであり、阪神のダートコースも1勝2着2回と得意にしている。

【鉄砲駆け】かなり先行指向が弱いメンバー構成。休養明けながら動きがいい、11ヨヨギマックに注目する。地力、条件適性の両面から評価できる馬で、展開利も見込めそう。配当妙味も十分で、狙う価値は十分にある。相手は、08メイショウヒコボシと03エアカミュゼを上位に。混戦とみて、◎○▲の組み合わせから流す馬券主体で勝負する。

【小波乱】アドマイヤランディは体調アップ。広い舞台でサージェントバッジが躍動。この距離が合うダノンバトゥーラが踏ん張る。

指数圧倒◎ダノンバトゥーラ。同距離コース115、平均値と前走もトップならば文句なし。相手も平均値で肉薄する○ミツバ。続いて▲サージェントバッジと☆メイショウヒコボシ。この上位でオッズがどれほどかが気になるところ。以下△にもそれなりに前走値高く、さらに平均値も100超でかなり熾烈ではある。

長期休養明けを叩かれての上積みは大きい10ダノンバトゥーラが有力。現級勝ちがあり器用に立ち回れる脚から信頼度は厚い。ここは能力でカバーしそうだ。次位は4ミツバで準オープンでは上位で決め手勝負なら差はない。▲は5サージェントバッジで末脚を発揮できれば面白い。