【カギは摩耗】ジェネラルゴジップは、上がり34秒9で壇ノ浦特別をグイグイと2着。三走前の1分59秒8で、少なくとも1000万は数戦で卒業という見通しが立っていたが、平坦小倉にも前進の余地を残していた前回で、諸々のプラス材料を確認できた。再輸送の摩耗さえなければ、ほぼいける。

　同レース5着のアトムは、本命馬とわずかコンマ1秒差。2000mから1800m短縮とあれば、さらに差は際どくなる。

　ウェスタールンドは、距離延長と前日入厩に新味あり。惑星は当該コース[1010]のジュヒョウ。ブルックデイル、セトノフラッパーも、前回で見限るのは早計。

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【上位拮抗】成長を促しながらの転戦なだけに、休み休み使われていたウェスタールンドだが、ここにきて馬体がより一層立派になってきたように感じる。前走は2走目のポカと考えれば、青葉賞8着の実績など、このクラスでダラダラとしている場合ではない。ネオユニヴァース産駒のパワー型だけに、荒れた馬場も向いてくれるだろう。相手は、前走小回りの小倉でもしっかり伸びたジェネラルゴジップ。この舞台が合っているとも思えないのだが、克服するだけの能力の持ち主なのだろう。

本日は3場ともにかなり難しい一日だといえる。あまり大きく勝負はするべきでない週なのだ。ここも平均値では低いものの前走同距離コース98の◎トラストルシファーが一番まとまって見える。が、これで人気になるようでは妙味なし。人気薄ならばちょっと勝負してみたい。荒れる要素は高いと思っている。

スタミナ型で長丁場で上積みが見込める9ジェネラルゴジップが中心。平坦は得意でうまく折り合えれば抜け出せる。次位は13ウェスタールンドで末脚は威力あり距離延長はプラス。▲は15ジュヒョウで得意の舞台で好走は十分。