【速力信頼】武豊が、ディープオーパスの逃げに味つけを施す。

　二走前の中京1800ダートは、前半1000m・1分1秒9というタフなミドルラップを自ら先導し、後続を2馬身半と突き放す完勝。1分51秒7という走破タイムは、前日のインディアンT(1000万)より0秒1速かった。

　大倉山特別はハナに立つまでに時間がかかりすぎ、後半もなし崩しに脚をつかわされてしまったが、着差は0秒4。どこかで息を入れメリハリさえつけば、反転攻勢十分。

　幸いというか、次位のディアコンチェルトは、福島の1700ダートでマズマズの結果を残しているものの、前崩れの展開頼みは否めず。

　ロックキャンディも、札幌ダートに〔1011〕という戦績を残しているが戦法は追い込み。となると、メイショウバッハとの行ったゝ。

　ベストセラーアスク、ティーラウレア等、連下は小波乱。

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【上位拮抗】前走、長くいい脚を使い勝利をつかんだ3ティーラウレア。名騎手が揃った今回、道中からタイトな流れになることが想像で、スタミナ豊富なこの馬に展開がハマりそう。ブリンカーを着用して、キビキビと動くようになった2ロックキャンディーが相手。自分のペースで逃げて、後続を封じ込めたい11メイショウバッハと続く。

前走値で比べてみると、いかに僅差の馬同士によるレースかがわかる。そこに特徴のわからないジョッキーが乗っているので総流しでもしなければ獲れる気がしない。WASJは本当に難しいレースだ。開き直って平均値重視。◎ディアコンチェルト軸で相手○アナザーバージョンと▲ベストセラーアスク。一発に☆メイショウバッハ。

夏場を迎えて確実に状態がアップしてきた9ディアコンチェルトを推す。展開に注文はつくが名手デムーロならうまく末脚を引き出す。対抗は14ディープオーパスで積極策から押し切りは可能。