11R

ラジオNIKKEI賞

15:45発走 / 芝1800m (右 A) / 天候:曇 / 馬場:良
2回 福島 2日目 サラ系3歳 オープン       (国際)(特指) ハンデ 12頭
本賞金:3800,1500,950,570,380万円
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 望田潤の予想

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予想印
5ライジングリーズン(5人気)
12クリアザトラック(3人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

5

1点 5000円

ワイド

5

-

12

1点 5000円

望田潤の見解

 ライジングリーズンは母母父がロベルト系のブライアンズタイムで、ロベルトの血脈構成を増幅した配合をしているので小回り内回りのコーナリングの良さで差すタイプだ。

 ゼーヴィント(母父ブライアンズタイム)やミュゼゴースト(母父リアルシャダイ)もロベルトの血を増幅した配合で当レースで好走したが、外回りの桜花賞と東京のアルテミスS以外は全部勝っているし、小回りのコーナー4つならば1800mも守備範囲だろう。

 人気のサトノクロニクルセダブリランテスが大箱向きのストライドで走るタイプだけにここから入ってみたい。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

4

5

8

9

11

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

12

相手

4

5

8

9

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

5

相手

4

8

9

11

12

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【上位拮抗】サトノクロニクルはオール連対。高い素質が開花傾向で動きに迫力も出ており重賞Vに期待。クリアザトラックは前走古馬相手に1000万下を快勝。成長窺え動きも上々でチャンス十分。ライジングリーズンは重賞ウイナー。末脚堅実で展開次第で差し切りも。マイネルスフェーンも力量あり巻き返しが見込める。セダブリランテスも前走以上でビービーガウディバルベーラなどにも注意したい。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

3

5

6

9

11

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

6

相手

3

5

9

11

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

5

相手

3

6

9

11

12

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【根拠はホープフルSマイネルスフェーンを狙い撃ち。未勝利脱出までに6戦を要したが、ホープフルSでは後のダービー馬となるレイデオロに、出遅れをハネ返し0秒2差に差し込んできた実力派。2分1秒5という記録も、2歳暮れの2000m戦とすればトップレベルだった。追い込み届かずに終わったが、年明け京成杯3着好走は当然。ただ、あのレイデオロもそうだったが、2歳時に10ハロンを5走した反動は大きく、マイネルスフェーンも体調が整い切れず皐月賞スキップ青葉賞からダービーへという変則ローテを組まざるを得なかった。

 そのダービーは、スローペースに泣き後方まま。16着で春を終えたが、ふと見れば叩き三戦目の走り頃。ハンデ戦のラジオNIKKEI賞は展開不問の差し比べが大勢。折り合いを気にするタイプだけに、10Fより9Fの方が戦いやすい。

 対抗のサトノクロニクルは、オープン特別の白百合Sを57キロで結果を出した。GIIの京都新聞杯もアタマ差2着に詰め寄っている。ここ二戦、あえて追い出しを我慢し、末脚勝負を覚え込ませてきたが、新馬戦の上がりは33秒9。その気になれば、小回りや速い上がりに思ったより楽に対応できるかもしれない。

 牝馬ライジングリーズンのハンデは55キロ。GIIIのフェアリーS、OPのアネモネSを一気差しという実績を思えば仕方ないのかなぁ。常にテンションが高めで、桜花賞は輸送にも手を焼いたが、滞在競馬はイレ込みのリスクが小さくなる。中山マイルの急坂を、豪快に外一気を決められるのなら、斤量はともかく1800mの距離そのものはクリアできる。

 クリアザトラックも、前走の東京マイルは11秒1-11秒0-12秒1(3Fはが34秒2)というレースラップを、最速の33秒9で、よく我慢して抜け出してきた。セダブリランテスは芝・ダート連勝の万能選手。数字的根拠が少し乏しいが、早苗賞の勝ちっぷりは鮮やかだった。中山マイル勝ちのあるニシノアップルパイも、54キロなら上位争い。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
ワイド

1

-

6

1点 2500円

3連複軸1頭流し

1

相手

3

4

6

9

11

12

15通り 各500円

須田鷹雄の見解

 今年のラジオNIKKEI賞は買いづらい人気馬が揃ってしまった。○サトノクロニクルはどう考えても強いのだが、このレースはトップハンデが強くないレースで、しかも57キロは過去に2着馬が1頭いるだけ。古いレースの実績をもとについたハンデではなく前走も好走しているので問題ないのかもしれないが、人気でもあるので警戒したくなる。

 さらに実質同斤のライジングリーズンとなると脚質面でのリスクも加わるので、今回は敢えて無印としてみた。

 1000万条件組では▲クリアザトラックがいるが、過去のこのレースにおける1000万条件組は前走着順とここでの成績が全く連動していない。むしろ負けてきてハンデが伸びなかった馬のほうが穴になっている。

 そこで◎ロードリベラル。馬自体に強調材料があるというより、過去に穴になった馬と似たパターン。一応内枠というのはプラスだ。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

5

8

11

12

12通り 各400円

3連単BOX

5

8

11

12

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

4

5

6

7

12

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

11

相手

4

5

6

7

12

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎セダブリランテスは「ディープブリランテ×ブライアンズタイム」という組み合わせで、モンドインテロ(ステイヤーズS-3着、日経新春杯-3着)の4分の3弟にあたる。また、父がディープインパクト系で、母の父がブライアンズタイム、牝系がパシフィックプリンセスの流れを汲む――という配合構成は、昨年の優勝馬ゼーヴィントと同じ。当レースは小回りコースの福島競馬場で行われるが、母の父ブライアンズタイムはロベルト系で、そうした舞台設定に適性がある。過去10年間のラジオNIKKEI賞のうち、福島競馬場で行われた9回の連対馬18頭のうち、3分の1を超える7頭がロベルトを持っているという際立った血統的傾向が見られる。

 休み明けの前走は、直線の長い新潟外回りコースを快勝したが、母の父にブライアンズタイムを持ち、なおかつ昨年の優勝馬ゼーヴィントと配合構成がよく似ている本馬は、福島コースに替わってさらに持ち味が活きる可能性が高い。キャリアの浅さよりも伸びしろに期待してみたい。

データから好走馬だけを絞り込む! 浅野靖典の予想

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浅野靖典

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

5

6

7

10

11

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

11

相手

5

6

7

10

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

5

相手

6

7

10

11

24通り 各100円

浅野靖典の見解

【伏兵注意】混戦のメンバーなら、好位付けから差し脚が発揮できる12クリアザトラックが有利になりそう。11セダブリランテスは前走が好内容で、コース替わりでも再度の首位争いに期待ができる。5ライジングリーズンはハンデ微妙も仕掛けひとつで逆転が視野に。6サトノクロニクルは実績的に互角以上だが福島コースと斤量が微妙とみて押さえまでにとどめる。10マイブルーヘブンは格下だが前崩れの展開なら台頭も。単騎逃げが見込める7ウインガナドルも押さえたい。

最速予想 netkeiba編集部の予想

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 かつては「残念ダービー」とも謳われた夏の福島の名物重賞。6月末か7月頭、ずっとこの時期の施行で固定されていますが、2013年から春の東京開催の延長にともなって、福島開幕週に行われるようになっていることには注意が必要です。よりスピードが要求されるようになり、残念ダービーというよりも秋以降のマイル・中距離路線の出発点ともいうべき役割を担うようになりつつあります。

1.格上がり馬にはハードルが高い

 2013年以降の連対馬8頭のうち6頭は、前走でオープン特別か重賞を走っての臨戦でした。例外の2頭は、京成杯3着のケイアイチョウサンスプリングS3着のクラリティシチーという重賞実績馬。2012年以降、2歳戦の開始が早められたことにともなって、4-5月の3歳500万下のレベルは低くなっています。オープン・重賞で揉まれてきた馬と、500万下から勝ち上がってきた馬との間には低くない壁があります。

2.スピードレースの経験が必要

 一昨年の勝ち馬アンビシャス共同通信杯3着、毎日杯3着。2014年のウインマーレライは芝1800mで2勝を挙げていましたし、2013年のケイアイチョウサンは2勝目が芝1600m。昨年の勝ち馬ゼーヴィントにも小回り中山の芝1800mで勝ち鞍がありました。福島芝1800mは忙しい流れになるので、2000m以上にしか実績がない馬は割引が必要です。

3.切れ味が求められる

 過去7年間、レースの上がり3Fはいずれも35秒台前半で決着しています。差して勝ち切るためには34秒台の切れ味が必要で、当然のように勝ち馬の父はサンデーサイレンス系の種牡馬ばかり。非サンデーサイレンス系の馬の勝利は2007年のロックドゥカンプが最後です。とくに強いのが過去6年で4勝、出走馬がいる年は必ず勝っているディープインパクト産駒

 ここはライジングリーズン。例年フェアリーSの勝ち馬は軽く見られがちですが、今年は例外です。2着に負かしたのがNHKマイルCを勝つアエロリットですから、間違いなく強い馬です。桜花賞は初の輸送競馬でテンション的に厳しい状態で、出遅れが響いての敗戦。それでも諦めずに脚を使って0.7秒差の8着、先日函館スプリントSを圧勝したジューヌエコールには先着しています。中山3戦3勝の戦歴から見ても、捲れる福島はもってこいの舞台。強い3歳牝馬の一角に数えられる馬で、世代限定戦なら牡馬相手でも「素質で上」という存在です。

 クリアザトラックはこのレースに強いディープインパクト産駒。マイル戦で2勝というスピードも、このレースの性格にはフィットしています。ただ、重賞は2回使って7着と6着。いずれも力の差を感じさせる内容でした。牡馬で440kg台と小柄ということもあって、勝ち切るまでの展望を描きにくいのも事実。今回主戦のミルコ・デムーロ騎手に依頼していないのも、おそらくそういうところでしょう。

 サトノクロニクル京都新聞杯2着、白百合S1着。これまで1回も連を外したことがありません。ハーツクライ産駒らしい不器用さとエンジンの掛かりの遅さがネックで、福島はあまり向いているようには思えませんが、これまでの2勝はいずれも芝1800mであり、距離的にはここがベスト。

 ニシノアップルパイはこれまで一度も人気になったことがなく、「走れば穴」という馬。前走のプリンシパルSはハイペースを前で仕切って早めに飛び出す競馬で、見せ場たっぷりの5着でした。福島芝1800mのコース形態は脚質的にぴったりだと思われ、重賞でも重く扱う必要があります。

 マイネルスフェーンホープフルS2着、京成杯3着。芝2000mで良績を残していますが、行きたがる面が強いので距離短縮はおそらくプラスでしょう。休み明けの2戦は不向きな距離を使われての連敗で、一変があっても驚けません。ロードリベラルは今回と同条件のきんもくせい特別の勝ち馬で、当コースとの相性は◎。休みが長くなってここが復帰2戦目、函館を主戦場にしている吉田隼人騎手を呼び寄せて、勝負がかりの一戦です。セダブリランテスはデビューから2戦2勝。前走で526kgという超大型馬ですから、小回り福島のスピード競馬への対応が鍵になりますが、底を見せていない点は魅力です。先々を含めて注目したい一頭。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

6

7

8

9

11

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

6

相手

7

8

9

11

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

8

相手

6

7

9

11

12

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】ニシノアップルパイは条件が好転。力をつけているサトノクロニクル。立ち回りがうまいビービーガウディが続く。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

5

6

9

11

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

11

相手

1

5

6

9

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

6

相手

1

5

9

11

12

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

このレースは前走値重視。唯一100台に乗ってハンデも54キロで手頃な◎ニシノアップルパイはまさに穴馬。ここからの勝負だ。相手は初戦ダート勝ちから前走芝初戦91勝ちという○セダブリランテス。同じ54キロで主役になれる。さらに前走99から▲サトノクロニクル、☆クリアザトラック、さらに△ライジングリーズンまで頭争いあり。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

3

4

6

9

11

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

6

相手

3

4

9

11

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

12

相手

3

4

6

9

11

30通り 各100円

田沼亨の見解

展開に注文はつくが地力は上位の5ライジングリーズンを推す。うまく馬込みを捌ければ抜け出しは可能だ。次位は6サトノクロニクルで自在な脚があり能力は互角以上。▲は12クリアザトラックで好位で運べればチャンスはある。

 佐藤直文の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

6

-

12

1点 2000円

馬連流し

12

相手

3

5

2通り 各2500円

馬連流し

12

相手

1

4

11

3通り 各1000円

佐藤直文の見解

 ハンデ戦になったのは2006年からだが、それ以前から荒れるイメージの強い重賞。ただ、近5年で1番人気馬が4連対しているように、ここに照準を合わせてきた実力馬の信頼度は高まってきているように思える。

 ◎はクリアザトラックとした。前走で古馬相手に1000万勝ちを果たしているなら、ここでも足りるレベルと考えていいが、管理馬の使い分けに定評のある角居厩舎が、適鞍とも思えた先週の自己条件に見向きもせずにここへ駒を進めてきたこと自体、勝算アリと踏んでのことだろう。デビュー2戦目にしてGIに出走した素質馬が覚醒したと見ていい。

 相手選びだが、人気のサトノクロニクルはまだ課題を残している上に、57キロのトップハンデも微妙なところ。前走が見せ場十分だったニシノアップルパイと、世代牝馬のレベルを考えれば牡馬相手でもと思えるライジングリーズンの方を上位に取りたい。以下は、セダブリランテスロードリベラルマイネルスフェーンまで押さえる。

厳選予想 ウマい馬券