昨年の春日山特別。単勝1.8倍の馬ナリ平均トラックが3着に敗れ、1着と2着は最終追い切り場所が栗東坂路。この2頭に共通したのは「3F40秒以下」という時計でした。

　今年の出走予定馬で最終追い切り栗東坂路はすべて3F40秒以下の時計に該当。あとは何を重視すべきか悩みましたが、坂路のダブル最速に該当している◎ルックトゥワイス。同じ左回りの芝2000mの3走前に1着。4戦して、すべてメンバー中3位以内の上がりをマークしており、直線が長い左回りでの末脚は確実です。

1.カミノライデン
今回：馬ナリ平均トラック
前回：標準少めトラック

2.クールジョーカー
今回：馬ナリ平均坂路
前回：標準少め坂路

3.シンボリラパス
今回：急仕上げトラック
前回：標準多めトラック

4.コスモプロテア
今回：乗込坂路
前回：馬ナリ平均トラック

5.ビクトリーミノル
今回：標準坂路
前回：馬ナリ平均坂路

6.ルックトゥワイス
今回：標準併用
前回：標準多め併用

7.ヒメタチバナ
今回：乗込トラック
前回：標準トラック

8.ジュンファイトクン
今回：軽目坂路
前回：馬ナリ平均坂路

9.マコトクラダリング
今回：標準坂路
前回：標準坂路主体

【さらに上昇】桑折特別を1分59秒4という好タイムで駈けたヒメタチバナ。福島も走るが、新潟も〔1011〕。当該2000mに勝ち鞍もあり、前走と同じか、それ以上の評価でいい。

　逆転があればルックトゥワイス。まだキャリアは4戦、適性も確定し辛いが、新潟より負荷の高い中京を選んで使ってきたサウスポー。平坦外回りの10Fは、想像以上の適応力があるかもしれない。

　ジュンファイトクンは、このクラスの2000mではトップクラス。マコトクラダリング、コスモプロテアの前残りも小差。

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【順当】ここに来て末脚が強化されてきた8ジュンファイトクン。道中、少し口向きが悪いところがあるので、ノビノビと走れる少頭数は歓迎。7ヒメタチバナはキレ味がない分、堅実味が魅力。うまく勝負根性を引き出したい。4コスモプロテアは前走内容が優秀。

平均値90でトップ、さらに前走98の◎ヒメタチバナ。相手には前走90台から○ジュンファイトクン。続いて▲ルックトゥワイス。さらに☆マコトクラダリングという評価。

休み明けを叩いた7ヒメタチバナが主力。新潟は相性が良くうまく好位を確保できれば抜け出せる。○は6ルックトゥワイスで能力は上位。