【軸不動】レッドラウダはOPからの降級馬。アイビスSDこそ11着も1000直実績も十分で連闘でも中心。ウランゲルは前々走で1000直を快勝。千二の前走内容からも力量アップうかがえ適性ある条件で前進期待。ダイトウキョウは初距離も地力上位で好勝負も。アペルトゥーラも状態安定しており上位が狙える。スペチアーレも気配良く、ブラックバードとマイアベーアも押さえに加える。

【直線しか走れない】ウランゲルは真っ直ぐな新潟1000mでこそ。さくらんぼ特別は、前半3F・11秒9-10秒5-10秒9のHラップでも引っ張ったきり。ただコーナーで外に膨れ、結果は4着。やはり直線競馬でこそのスピード馬。はやぶさ賞・55秒8が、適性の高さを如実に示している。

　まともなら、相手は当該コースに54秒2という2着連対歴がある連闘のレッドラウダ。前走のアイビスSDはGIII、自己条件の1000万なら速力は上だ。ルメールもフランスで直線競馬は慣れている(むしろ得意)。ただ、負けるにしても先週は55秒4、少し失速が速すぎた。単純に本調子を欠いているのかもしれず、ならばダイトウキョウ。中山6F・上がり33秒5の脚が使えるのなら、直線競馬は31秒台だってありえる。武豊の腕も見もの。

　惑星は前半33秒3のスプリント力があるブラックバード。スペチアーレ、グランデサムライも差はわずか。

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【伏兵注意】9レッドラウダは連闘策だがオープンからの降級なら断然有利。10ダイトウキョウは距離微妙だがスタート五分なら好位からの差し脚発揮に期待ができる。6ウランゲルは2走前の走り再現なら善戦以上が狙えそう。8スペチアーレは直線競馬で好走しておりメンバー的にも上位食い込みが考えられる。流れ込みタイプの3アペルトゥーラ、近走ひと息も底力秘める4エルカミーノレアルが連下の穴。

【小波乱】ダイシンバルカンは条件が合う。勢い上々のブラックバード。タイキパラドックスは集中力が増している。

とても悩ましい指数の上に、枠順も微妙。それでも12頭立てならば内側もさほど苦にならないのかもしれない。同距離コースとしては◎レッドラウダが筆頭。しかし前走の凡走をどう考えればいいか。しかも徐々に斤量上がっている。ただルメール鞍上で9番枠ならば馬券にはなると見る。相手は前走101○ウランゲル相手筆頭評価。

格上げ2戦目で上積みは容易に見込める6ウランゲルが有力。直線競馬は得意で決め脚を発揮できればチャンスだ。対抗は9レッドラウダで自己条件に戻れば地力で勝る。