【格上主力】
エマノンは、
バンドワゴンの妹、ダービー2着馬
スワーヴリチャードの姉。兄弟たちと違って生来線が細く、横並びにして語らないよう、大げさな表現は避けてきたが、
糺の森特別・1分46秒4と上がり34秒0で、牝馬限定の1000万なら格上主力であることは確認。
むらさき賞も6着に敗れはしたが、牡馬相手の東京1800mの、11秒1-11秒0-11秒5(3Fは33秒6)というタフなラップについていった。ここは降級、腰にやさしいフラットコース替わりも歓迎だ。
ラヴアンドドラゴンも
城崎特別を稍重という条件下で、11秒5-11秒1-11秒9(3Fは34秒5)というレースラップを、34秒1でグイとひと伸び。カッとしやすいタイプだけに現地競馬もプラス。
乗り込み量がやや不足しているぶん、三番手としたが、
カワキタエンカの逃げ切りが単穴。二走前の
君子蘭賞の上がりラップは11秒6-10秒8-11秒7。名前や走破タイム以上の、能力の持ち主だ。
惑星は京都9Fに良績のある
レッドアヴァンセ。
プリンセスルーラー、
ニシノアモーレなど、現地競馬仕様の好素材が揃って上位は拮抗。