【ドンと来い】
ワンスインナムーンで、もう一丁。昨春の東京7F戦で、古馬現級レベルの快時計をマークしたこともある、
アドマイヤムーン産駒の切れ者。ただ、3歳時は体調に波があり、右回りを自重してきたし、前回の中山戦は多分に手探りな面もあったろう。しかし、後続の脚色を確かめつつ、余裕残しに1分8秒7で完勝。前半3F・33秒7というペースは、前日のOP・ラピスラズリSとほぼ同タイム、レースの質はほぼ双璧。明け4歳となった今は、体調も安定。昇級もドンと来いだ。
対抗は
ダイワダッチェス。南総Sは、久々の影響か、若干気合い不足。それを慮ってか。いつになく戸崎もレース運びが消極的で、道中鞍下と喧嘩するシーンも見受けられたが、すべてにおいて前進は必至。同8着の
デンコウウノも、スローにハマり動くに動けず。かなりの確率で巻き返し十分。
クードラパンは、みちのくSは、歴戦の疲れもたまってはいたのだろう。変に構えすぎ、却ってレースが雑になってしまった。リフレッシュ効果も込みで惑星に期待。
フルールシチー、
アルマエルナトの一瞬の脚も僅差。