昨年の1回中山開催では同じクラスで中山芝1800mの牝馬限定戦が行われませんでしたが、同じ週にあった牝馬限定未勝利戦では、1頭しか該当馬がいなかった標準以上の追い切り本数の併用系統が8番人気3着。調教適性の高さを発揮しています。

　今回の調教タイプは標準併用で適性抜群。◎クィーンズベスト。中山芝1800mでは2着、3着ですが、当時はいずれも坂路のダブル最速に該当していました。今回も坂路のダブル最速に該当していますが、今回は2F目から12.9秒を踏んでの加速ラップ。この動きをレースでもできるようなら今度こそ1着が狙えます。

1.ウインマハロ
今回：馬ナリ平均トラック
前回：標準少めトラック

2.ブリガアルタ
今回：軽目トラック
前回：馬ナリ平均トラック

3.スマイルシャワー
今回：標準併用
前回：標準多め併用

4.パープルセイル
今回：軽目トラック
前回：馬ナリ平均トラック

5.ラベンダーメモリー
今回：馬ナリ平均坂路
前回：標準坂路

6.オージャイト
今回：馬ナリ平均トラック
前回：馬ナリ平均トラック

7.トロピカルガーデン
今回：標準トラック
前回：調教なし

8.カルシャン
今回：馬ナリ平均坂路
前回：馬ナリ平均坂路

9.レッドシルヴィ
今回：馬ナリ平均トラック
前回：軽目併用

10.コスモツケマ
今回：馬ナリ平均坂路
前回：標準少め坂路

11.クィーンズベスト
今回：標準併用
前回：連闘

12.マユキ
今回：急仕上げ坂路
前回：馬ナリ平均坂路

【混戦】ウインマハロは休み明けを2戦使われ素軽さ増す。距離短縮プラスで牝馬限定戦なら好勝負が見込める。クィーンズベストは休み明けも動き軽快で成長も感じられ自己条件で巻き返す。レッドシルヴィは前走を叩かれて気配上向き。能力遜色なく争覇圏。パープルセイルは安定感魅力で状態も良好。ラベンダーメモリーもスムーズなら侮れず、オージャイトやブリガアルタなども差はない。

【デキ万全】クィーンズベストが力の逃げで押し切る。東京1800mを1分47秒8、後続を0秒4と突き放す逃げ切りもある、ワークフォース×フジキセキ配合の、パワー型の逃げ馬。一週前の追い切りはCWで上がり11秒8、最終追い切りは坂路で52秒0-37秒6-12秒2(重馬場)をマークし、出走態勢も万全。

　二の筆頭はオージャイト。芝はまだ手探りという感じもするが、兄姉たちに芝馬多し。少し時計のかかる冬場、そして坂や距離に課題の多いこのメンバーなら狙い目十分。決め手ならレッドシルヴィ。昇級二戦目、体調も上向き。

　ウインマハロは坂が微妙。ただロスのない1番枠なら、一瞬の脚で間に合うか。右回り?でも、ラベンダーメモリー。ブリガアルタ、スマイルシャワーなど、連下は混とん。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【伏兵注意】限定戦のメンバーなら、休み明けでも主導権が取れる11クィーンズベストが押し切れそう。6オージャイトは昇級戦だが今回も差し脚発揮に期待ができる。1ウインマハロは底力に欠けるがここなら流れ込みが狙えそう。2ブリガアルタはひと息入ったが流れひとつで善戦以上が可能だろう。先行力がある4パープルセイルが連下の穴。5ラベンダーメモリーは条件的に微妙だが楽に行ければ残り目も。

【小波乱】クィーンズベストは状態がいい。右回りの芝でオージャイトはさらによさが出る。先行力があるマユキも圏内。

自己条件に戻れば◎クィーンズベスト。相手には平均値トップの同4歳○レッドシルヴィ。同距離コース97ある▲パープルセイル。一発で☆ラベンダーメモリー。

放牧明けになるが臨戦態勢は整った11クィーンズベストが主力。自己条件なら地力は上位。先行策から抜け出す。対抗は2ブリガアルタで能力的には互角。