【余力あり】年末のパワー馬場のぶん、年明け組と比べると走破タイムは時計ひとつ遅いが、
サンクロワは前走1000m通過・58秒3というHペースを、2-3番手の大名マークで楽々抜けだす完勝。着差はクビだが、最後は左右の手応えを確かめながらのゴール入線。格上げ対応も即OKという余裕が見て取れた。
強敵は
ハッピームーン。
西郷特別は1000m通過が59秒9-マイル通過が1分35秒4という、確からしいミドルラップの上に立ち、外一気のゴボウ抜き。平坦コースとはいえ34秒3の末脚には目を見張った。中山マイルにも1分34秒1という強襲歴がある。
ユメノマイホームの前走は、5F通過が57秒3-1400mは1分21秒4というHピッチ。最後は蓋をされ、6着入線に終わったが、厳しいペースを早めに仕掛けた内容と、ひと叩きした上積みを思えば、
ルグランパントルと同等以上の評価でもいい。立て直した
ビヨンジオール。久々、55.5キロでも
ディープジュエリーは、OPも張れる素質馬。