【化ける】
サトノクロニクルは、たぶんここで化ける。半兄
サトノラーゼンも、想像をひとつ越える進化を短期間でとげ、あれよあれよという間にダービーを2着したが、弟のクロニクルも、デビュー戦の上がりは33秒9。湿った芝を思えば、望外の末脚だった。続く前走も、稍重だけに時計もラップも平凡だが、腰の動かし方や切れは、例えるなら
リスグラシュー、走ると言われる
ハーツクライ産駒のソレだ。輸送競馬や2200mへの距離延長も一気にクリアする可能性が高い。
勝負どころでワンテンポ置かれるが、
ムーンザムーンは、
若竹賞・1分48秒7という好タイムの中でも使うことが出来た上がりの脚を、ゆりかもめの上がり34秒4につなげた。
スパークルメノウも、梅花賞はラスト4F・11秒9-11秒8-11秒6-12秒1と、坂の下りでペースが上がったところでついていけなかった。しかし最速の上がりで直線盛り返している。
イブキは
京成杯15着と大敗。パドックで見た限りは、仕上がりはいいように思えたが、うーん。右回りに問題があるのかな?敗因が掴み辛いぶん、惑星にとどめたが、精神的なものならば、すぐにでも巻き返せるのかもしれない。さすがに上がり目はないが、
ワンダープチュックの決め手。
フラワープレミアの前走の上がりは11秒8-11秒5。ジリ脚馬が多く、ひょいと前残りも十分。