【軸不動】ルヴォワールは新馬戦を好内容で勝利。休養挟み調整も気配良好で能力的にも中心視。ウォーブルはまくりの策に出た前走で3着と粘り見せる。引き続き気配良く少頭数もプラスで好勝負十分。ジュリエットベールは前走8着もスムーズさ欠きながらしぶとく脚伸ばす。気配前走以上で巻き返しに期待。ワラッチャウヨネも新味見せており侮れず、シャドウマリアも押さえておきたい。

【上位拮抗】ルヴォワールのスケールに注目。牝馬ながら520キロ台の巨漢。目方通り、ハーツクライ産駒にしては、身のこなしはゆったり。初陣の走破タイムや12秒2-12秒1-11秒8という上がり3Fのラップも、括目すべき数字ではないけれど、記録面も含めすべてに上積みが見込める血統馬。攻め馬の内容も、もちろんそれを裏付ける、強いものへと変えてきたし、何よりも相手関係が楽。

　シャドウマリアは、前走はやけにテンションが高く、発馬で安めを売ってしまったが、それでも最速の34秒5は計時。

　同レース3着のウォーブル、ジュリエットベールも小差。

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【順当】4シャドウマリアは差し脚堅実でこの頭数なら差し切りの可能性が高そう。2ルヴォワールは初戦快勝後にひと息入ったが素質的に互角以上とみて対抗に据える。5ウォーブルは前走のまくり脚が再現できれば上位が視野に。6ジュリエットベールは展開次第だが叩き2走目の前進に警戒が必要だ。3ビジョッテは芝替わりが微妙も早めの仕掛けなら食い込みも。

【小波乱】シャドウマリアは発馬を決めて差し切る。追われてしっかりしているワラッチャウヨネが肉薄。ビジョッテは体力がついてきた。

80代後半が頭打ちかもしれないメンバー。ならば初戦の同距離コース戦を78で勝った◎ルヴォワールのほうが期待感あり。前開催の中山新馬戦同距離コースの最高値はこれだった。少頭数だが全頭に可能性ありの難解戦。

デビュー戦のタイムは平凡だったが素質は高い2ルヴォワールが有力。大型馬で使っての変わり身は大きい。格上げでもチャンスはある。○は5ウォーブルで先行力があり中山向き。