11R

日経賞

15:45発走 / 芝2500m (右 A) / 天候:晴 / 馬場:良
3回 中山 1日目 サラ系4歳以上 オープン       (国際)(指) 別定 16頭
本賞金:6700,2700,1700,1000,670万円
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 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

9

-

12

1点 3000円

馬連流し

9

相手

8

13

2通り 各2000円

馬連流し

9

相手

10

11

14

3通り 各1000円

山崎エリカの見解

 有馬記念と同じ中山芝2500mで行われる日経賞。中山芝2500mと言えば、アップダウンの激しいコースの長距離戦のため、スローペースが発生しやすい舞台。しかし、同じスローペースでも下級条件は単調なスローペースになることが多いのに対して、上級条件は中山の短い直線を考慮して仕掛けのタイミングが早くなります。

 差し、追い込み馬は、向こう正面の下り坂である程度勢いに乗せて、3-4コーナーの外から位置を押し上げてくる傾向があるため、前も早仕掛けをして、スタミナが問われるレースになることがしばしば。日経賞の過去10年でも単調なスローペースになったのは、ゴールドアクター有馬記念でクビ差まで迫られたサウンズオブアースに先に行かせようとした昨年くらいでしょう。

 昨年は、ゴールドアクターサウンズオブアースのハナの譲り合いで、本来は逃げ馬ではないディサイファがハナへ行く形。これによって、前半5F65秒1という、G2戦としては異次元ともいえるスローペースが発生しました。トップクラスが相手となると実はスタミナが足りないゴールドアクターの弱点を理解した上で、常にハナへ行かないこと、プレッシャーを掛けられても動かないことを選択している鞍上の吉田隼騎手にとっては、してやったりのペースでした。

 今年も昨年の再現のようなレースになるかというと、昨年とは異なり多頭数で先行馬も揃っていることや、ヤマカツライデンが逃げることを想定すると厳しいのではないでしょうか。まして今回は、前走の有馬記念で向こう正面でサトノダイヤモンドが上って来ても、無理させずに自分のペースを貫いての3着と、能力を出し切った後(自己ベストのPP指数をマークした後)の始動戦。取りこぼしがあっても何ら不思議ではありません。

 しかし、一昨年のグランプリホースを負かせるほど能力がある馬というのもそう多くはありません。新興勢力の4歳勢くらいでしょう。よって、◎は、昨年の菊花賞で2着のレインボーラインとしました。この馬は、昨春はマイル路線を使われ、結果を出し切れずにいましたが、休養明けで一気の距離延長、さらに道悪の消耗戦となった札幌記念で3着と結果を出したことから、距離が伸びてこそのステイヤー。

 日経賞は、昨年のように極端にスローペースにならなければ、ステイヤー適性が問われるので、そういう意味でもレインボーラインの本命がベストと見ました。本来、前哨戦ではレースを順調に使われている馬を支持するタイプですが、レースを順調に使われている馬で、勝ち切れるまでのステイヤー適性の高い実力馬がいないので、少しスタイルを変えてみました。

 ○は、ぶっつけ本番の菊花賞では10着に凡退しましたが、立て直されて挑んだ前走の松籟Sが4コーナー先頭から押し切る強い内容だったジュンヴァルカン。今回は休養明け2戦目になりますが、反動が出ることなくスムーズに上昇すればチャンスがあるでしょう。

 ▲は、デビューから上昇一途のシャケトラ。正攻法の競馬で前走の日経新春杯2着は強い内容でしたが、それでも始動戦のミッキーロケットに競り勝つ強さを見せて欲しかったのは本音。ただ、キャリアが5戦と浅いことを考慮すると、さらなる上昇力が期待できるので3番手評価としました。実績馬が始動戦となる中で、レースを順調に使われている強みもあります。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

6

8

9

11

13

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

13

相手

6

8

9

11

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

9

相手

6

8

11

13

14

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【軸不動】ゴールドアクターは入念に乗られ力強い動き見せる。地力上位明らかで舞台適性も高く中心。シャケトラは重賞初挑戦の前走でハナ差2着。力量アップ顕著で状態も良くメンバー強化のここでも。レインボーライン菊花賞2着馬。休み明けも気配良好で上位の候補。ディーマジェスティは徐々に上向き巻き返しも。ミライヘノツバサも力をつけツクバアズマオージュンヴァルカンも押さえたい。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

6

8

9

11

13

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

9

相手

6

8

11

13

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

6

相手

8

9

11

13

14

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【まだまだ主役】万全の態勢で、力勝負で挑んだ有馬記念は3着惜敗。上位2頭の才能の前に膝を折ったゴールドアクターだったが、当該2500mは、一昨年の有馬記念優勝、前年の日経賞は上がり33秒8で快勝。馬体の造りや調教時計の出方も、久々にしてはかなり精度が高く、去年より1キロ減の57キロ…。GIIとあれば実績は断然だ。

 二の筆頭はレインボーライン。JCは6着と崩れたものの、古馬の一線級相手の札幌記念3着、その延長戦上に菊花賞2着があった。明け4歳世代の立ち位置は、そう。ディープインパクトの年の、シックスセンス的な匂いのする馬だが、まだ立場は気楽。伸び伸びとしたデムーロの外強襲が、スパリと決まる可能性が高い。

 問題はディーマジェスティ。風船が萎んだような、張りひと息のJCの馬体には、思わずため息が漏れてしまったが、皐月賞を歴代屈指の1分57秒9で駈けた4歳馬。早いうちに、今回ですぐにでもの復活が、いろんな意味で望ましい。

 シャケトラは、日経新春杯は道中なんだか馬体をねじりながら走っていた。たぶん馬具に不備でもあったのだろうが、それでも二枚腰をつかって同タイムの激戦。敗れた相手がミッキーロケットとあれば、GII圏内は見えた。

 ジュンヴァルカンも、休み明け前の三田特別・2分10秒8という快記録で、重賞が見えた才能ある4歳馬だ。ツクバアズマオーは、2500mでは気持ち終いの切れが鈍るか。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単1着2着流し
1着

12

2着

13

相手

6

8

9

10

4通り 各1500円

3連単1着3着流し
1着

12

3着

13

相手

6

8

9

10

4通り 各1000円

須田鷹雄の見解

 日経賞は前走GI組が強くて次がGII組という、これまで走ってきたレースの格が問われるレース。特に有馬記念組が強い。

 今年は有馬記念3着の◎ゴールドアクターがいるので、これに逆らうことはできないだろう。昨年のこのレースや一昨年の有馬記念からもこのコースに対する適性は疑いようがないし、これまで中12週以上の休養明けを5回経験しているが、そのすべてにおいて勝利している。超大物でありながら、本番を先に見据えて八分の仕上げなのでは……などといった心配をしないですむのがこの馬だ。

 ○にシャケトラ日経新春杯ではハナ差の2着だったが、相手も菊花賞で掲示板に来るような馬だから悲観する必要はない。日経賞のGII組は距離の長いところから来た馬のほうが優勢で、その点でも好感が持てる。また、中山のトリッキーな競馬に強い騎手を確保したのもプラス材料だ。ゆくゆくはGIでも好走を期待できる馬だが、◎は既にGIを勝っている馬。そこを意識して馬券は◎を1着固定、○は2着もしくは3着という3連単でいく。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

6

9

12

13

12通り 各400円

3連単BOX

6

9

12

13

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

5

9

11

12

13

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

6

相手

5

9

11

12

13

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎ディーマジェスティは「ディープインパクト×ブライアンズタイム」という組み合わせ。母エルメスティアラは「ブライアンズタイム×サドラーズウェルズ」というパワー型で、いかにも持続力勝負に強いタイプ。皐月賞を制した実績どおり中山コースは合う。

 共同通信杯(1着)→皐月賞(1着)→日本ダービー(3着)と春シーズンに激走した疲れが尾を引いたのか、秋シーズンは緒戦のセントライト記念をクビ差勝ちしたものの、菊花賞4着→ジャパンC13着と尻すぼみの成績に終わった。春のクラシックで現役最強馬サトノダイヤモンドと互角の勝負を演じていたことを考えればこれが実力ではない。

 有馬記念を使わずに休養に入り、今回は休み明け初戦。精神的にも肉体的にもリフレッシュし、皐月賞を勝った春の中山に戻ってきた今回は復活があってもおかしくない。

データから好走馬だけを絞り込む! 浅野靖典の予想

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浅野靖典

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

6

8

9

11

13

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

13

相手

6

8

9

11

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

9

相手

6

8

11

13

24通り 各100円

浅野靖典の見解

【伏兵注意】12ゴールドアクターは休み明けも仕上がり良好で連覇の可能性が高そう。13シャケトラは前走がハナ差惜敗の内容なら再度の重賞でも首位争いが必至だ。9レインボーラインは差し脚を長く使えるタイプでここでも上位食い込みが狙えそう。地力上位の6ディーマジェスティも押さえておきたい存在といえる。8ジュンヴァルカンは相手強化だが中間の調教が良好で一発に注意。11ミライヘノツバサは展開次第だが今回も先行できれば粘り込みが十分考えられる。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※火曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 春の天皇賞に向けた東の最終ステップ競走。土曜重賞ということで地味な印象もありますが、2014年の天皇賞で1-3着したフェノーメノウインバリアシオンホッコーブレーヴはいずれも日経賞ステップにしていました。年によってレベルの高低はありますが、本番に向けて疲労を残さない距離と間隔で、近年重要性が高まっているステップと言えます。

1.GI連対実績馬強し

 過去10年で1番人気が[4-1-2-3]と堅実です。馬券圏内を外した3頭は、GI実績がなかったネヴァブションと、前年のクラシック以来の休み明けだったロジユニヴァースサウンズオブアースの3頭。すでにGI連対の実績がある馬が前年暮れ以来の休み明けで出走してきた場合は、ほとんどが人気に応えています。

2.差し・追い込みは苦戦傾向

 過去10年のうち中山競馬場で行われた9回では、4コーナーで3番手以内の馬が5勝と過半数を占めます。前哨戦ということでスローペースになることがほとんどですから、いくら良い脚を持っていても位置取りが悪いために不発に終わるケースもしばしばです。

3.有馬記念組が中心

 前走で有馬記念ジャパンカップなどGIを使われていた馬が[4-5-1-11]で、勝率19%・連対率42.9%。AJCC日経新春杯など、GIIを使われていた馬を圧倒する成績を残しています。とくに優秀なのが、[3-4-1-5]の有馬記念からの直行馬。

 ゴールドアクターは一昨年の有馬記念勝ち馬。昨年はGIこそ未勝利に終わりましたが、中山で行われたGIIでは2戦2勝と、強さを見せつけています。昨年のこのレースは58kgで勝ちましたが、今年は57kg。6歳になりましたが能力に陰りは見られず、得意の中山なら不動の中心に。

 ディーマジェスティは昨年の皐月賞を制して、ダービー3着、菊花賞4着と、強い4歳世代のトップの一角です。中山はセントライト記念勝ちも含めて重賞2勝と悪くありません。実力馬の復帰戦に注目。レインボーラインは昨年の菊花賞2着馬で、ジャパンカップでも6着と大崩れしませんでした。中山では外回りのニュージーランドトロフィー5着があるだけですが、ステイゴールド産駒だけに内回り2500mは合っている可能性があります。

 アドマイヤデウスは一昨年の当レースの勝ち馬。昨年もGIIに限れば3・3・2着と馬券圏内を外していません。転厩緒戦ですが鉄砲は苦にせず、いきなりから。以下、さらなる相手強化が課題も田辺騎手鞍上が魅力のシャケトラ、距離延長で見直せるツクバアズマオー、小回りコースで逃げ脚が威力を増すヤマカツライデン

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

3

5

6

11

12

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

6

相手

3

5

11

12

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

12

相手

3

5

6

11

14

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】シャケトラはレースセンスがいい。体調がアップしているディーマジェスティ。地力十分のゴールドアクターも怖い。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

5

6

9

10

11

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

13

相手

5

6

9

10

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

6

相手

5

9

10

11

13

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

中山同距離コース戦の実績、さらに前走有馬記念での指数119を見れば◎ゴールドアクターを外す理由はない。久々だが昨年勝ったときと同じローテで問題はなさそう。相手は4歳で前走116を残している○シャケトラ。続いて平均値3位▲ディーマジェスティ。平均値2位となる☆アドマイヤデウスと人気サイドが上にくる。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

6

8

9

10

11

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

11

相手

6

8

9

10

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

9

相手

6

8

10

11

13

30通り 各100円

田沼亨の見解

休養明けになるが気配は良好な12ゴールドアクターが主力。有馬記念3着が示すように潜在能力は高い。4勝を誇る得意コースで巻き返す。次位は11ミライヘノツバサで距離延長はプラスで相性がいいコースで期待できる。▲は9レインボーラインで末脚は鋭く展開向けば差はない。

 佐藤直文の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

8

-

12

1点 3500円

馬連

3

-

8

1点 2000円

馬連

8

-

13

1点 1500円

馬連流し

8

相手

6

9

11

3通り 各1000円

佐藤直文の見解

 ここはメンバー的にもヤマカツライデンがハナを切るのは、ほぼ間違いない。この馬の逃げならペースは流れるはずで、コーナー6回の2500mという舞台設定を考えれば大逃げまであると見た。後続の目標は、離れた好位で運ぶゴールドアクターとなるはずだが、果たして同馬がヤマカツの首に鈴を付けに行くかどうか。波乱の要素があるとすれば、前残りだろう。

 ただ、◎はヤマカツではなく、ジュンヴァルカンとした。3走前の三田特別では、実際にヤマカツの逃げを体感し、それを打ち破っている。菊花賞こそ出遅れて本来の競馬ができなかったが、馬場状態の違いこそあれ、前走の勝ち時計が2週前の日経新春杯と僅かコンマ2秒差なら、重賞でも即通用の器。ゴールドアクターより先に動いたとしても、もちろん後続は動かないはずで、漁夫の利となる可能性が高いと見た。

 相手筆頭は、当然ゴールドアクターだが、ヤマカツライデンとの行った行った馬券も厚く買いたい。以下は全て4歳勢だが、位置取りを考えて、シャケトラミライヘノツバサディーマジェスティレインボーラインの順とした。

厳選予想 ウマい馬券