11R

ニュージーランドT

15:45発走 / 芝1600m (右 外 B) / 天候:曇 / 馬場:稍
3回 中山 5日目 サラ系3歳 オープン       (国際) 牡・牝(指) 馬齢 16頭
本賞金:5400,2200,1400,810,540万円
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 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

10

-

16

1点 3000円

馬連流し

16

相手

14

15

2通り 各2000円

馬連流し

16

相手

1

2

12

3通り 各1000円

望田潤の見解

 ボンセルヴィーソは母系にブラッシンググルームトニービンが入るのはコパノリチャードと同じで、ダイワメジャーの成功パターンの配合なのでPOGでも推奨した馬だ。

 走法的に斬れ味があるほうではないから中山マイルは合っているし、揉まれ弱い面もあるだけにこの大外枠は歓迎で、好位で揉まれず運べれば一連の重賞実績を信用できる。

 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

16

相手

6

10

11

14

15

5通り 各2000円

山崎エリカの見解

 ニュージーランドTは、一応、NHKマイルCの前哨戦という位置付けですが、主にクラシック路線で通用しなかった馬や、クラシック戦線に間に合わなかった馬が出走してくるレースです。よって、過去の勝ち馬を見ても、古くはサンライズプリンスエイシンオスマンなどのように、皐月賞出走権を逃してここへ出走してきたタイプや、朝日杯FSなどの2歳クラシック戦線で敗れて、マイル前後の距離を集中して使われるようになったショウナンアチーヴダンツプリウスなどが通過点で勝利しています。

 キャリアの浅いカレンブラックヒルが、このレースで3連勝目を飾ったこともありますが、そのパターンは稀。また、キャリアの浅い無敗馬は過剰に人気になるので、基本的に本命馬はクラシック戦線で通用しなかった馬から選びたいものです。

 そこで今回の◎は、昨年の朝日杯FSの3着馬で、休養明けの前走ファルコンS・2着のボンセルヴィーソを推します。この馬は常に実力よりも人気がありませんが、朝日杯FSは見た目以上に前が厳しい流れ。内枠の馬が包まれて能力を出し切れなかったことばかりが取り上げられていますが、ラスト2F11秒2-12秒1と0.9秒も失速していることや、同日の他レースとの比較から、地味に前がきついペースだったことが推測されます。

 また、朝日杯FSが前が厳しい流れでなければ、先行して大きな不利なく13着に凡退したダンビュライトが、その後のきさらぎ賞弥生賞とともに3着と善戦できるはずもありません。当然、前走のファルコンSでも断然レベルの1番人気に支持されるものかと思っていたら、ナイトバナレットに1番人気を譲る形での2番人気。しかし、そのファルコンSもオーバーペースとなり、一旦控えたもののペースアップに巻き込まれる形で2着に敗れました。

 ファルコンS当日は、散水の影響もあり、前半のレースは時計を要して、後半になるごとに高速化していったような言われ方をしていますが、前半3F34秒0-後半3F35秒3(決着タイム1分21秒1)と上がりを要していることから、明らかに前が苦しい流れでしょう。確かに今回で二走ボケを起こす可能性も否定はしませんが、相手がそれほど強くないこともあり、必要以上に人気がないボンセルヴィーソの地力に賭けます。

 ○は、デビュー3戦目のシンザン記念は、道悪で前が潰れたところを差しただけに2着でしたが、逃げの手に出た共同通信杯で勝ち馬と0.4秒差(4着)に粘れたのは成長の証と言えるタイセイスターリー。前走からさらなる成長を見せることができれば、ここでも通用するでしょう。

 ▲は、新馬戦で素質覚醒前とは言え、ロングスパートでアドマイヤミヤビを撃破し、その後もブレスジャーニーサトノアレスなどの強豪相手に善戦のクライムメジャー。休養明けの前走500万下も内で包まれ、進路確保で後手を踏みながらも500万下で上位常連のマイネルパラディをアタマ差退ける好内容でした。休養明け2戦目の今回でスムーズに上昇すれば通用するでしょう。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

4

8

10

12

14

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

16

相手

4

8

10

12

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

10

相手

4

8

12

14

16

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【混戦】ランガディアは2戦2勝で内容も上々。しっかりと乗り込まれ動きさらに上向いており3連勝で重賞Vを決める。ボンセルヴィーソはハイレベルなレースで僅差の勝負を続ける。反応良化もうかがえチャンス十分。クライムメジャーも力量上位で状態も良く争覇圏。タイセイスターリーも素軽さ増しており上位争い。メイソンジュニアも気配上向きでスズカメジャーダイイチターミナルなども差はない。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

1

2

10

14

15

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

2

相手

1

10

14

15

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

14

相手

1

2

10

15

16

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【破天荒】坂下からゴールまで、二転三転の大激戦。乱戦に断を下すのはスズカメジャーだ。新馬勝ちは2000m、次走のきさらぎ賞はスタート直後に落馬…。短いキャリアにもかかわらず経歴は派手だが(笑)、フローラルウォーク賞では、マイル短縮にアッサリ対応して一気差し。全体時計こそ1分35秒7だったが、ラスト3Fのレースラップは11秒9-11秒4-11秒3(3Fは34秒6)という加速ラップを、1秒速い33秒6でドトウの強襲。ゴール前1Fは明らかに10秒台のラップを刻んでいた。

 思えば母スプリングサンダー阪急杯2着、CBC賞2着など5-6ハロンで5勝を挙げた切れ者。母の兄スズカマンボも、2000mのGIII級から一気に天皇賞(春)へとジャンプアップした、破天荒な馬だった。近親のスズカメジャーも、血統通り、短い期間に一気に重賞マイラーへの昇進を予感させる。岩田の度胸にも期待。

 初の右回りのぶん対抗としたが、資質はランガディアも五分。母は4勝、母の父はSS、祖母はダイナカールという名門。新潟・芝1800mの新馬を上がり34秒2で差し切り勝ちを果たし、次走の東京マイルは1分34秒7というタイムも、3歳2月としては相当レベルが高い。

 シンザン記念2着馬タイセイスターリーは、共同通信杯は1Fが長く力尽きてしまった。しかし1分47秒9という記録は総合力と地力の証。1600mの距離なら折り合って、自在な立ち回りが可能だ。

 ボンセルヴィーソは、ファルコンSで1000m通過57秒9という激流を体験。1分21秒1で一旦先頭という内容なら、中山のマイルでも上位争い必至。クライムメジャーは、狭いインをこじ開け2勝目をマーク。着差はわずかながら脚色は断然優勢だった。CW・坂路を交え中間ハードに攻め、上積みも期待できる。

 ナイトバナレットは、ファルコンSではトモを滑らせ、なし崩しに脚をつかわされてしまったが、当該マイルのジュニアCを1分34秒7で外一気は見逃せない。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
7スズカゼ(9人気)
4メイソンジュニア(8人気)
2ランガディア(3人気)
15タイムトリップ(6人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

4

7

15

12通り 各400円

3連単BOX

2

4

7

15

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

2

12

14

15

16

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

10

相手

2

12

14

15

16

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎クライムメジャーは「ダイワメジャー×トニービン」という組み合わせで、サトノノブレス(日経新春杯など重賞4勝)、ヒカルオオゾラ(関屋記念-2着、エプソムC-2着)の4分の3弟。「ダイワメジャー×トニービン」という組み合わせからはコパノリチャード(高松宮記念)が、オールドスタッフ牝系にダイワメジャーという配合からはエクセラントカーヴ(京成杯オータムH)が出ているように、どこをどう切っても走るダイワメジャー産駒の配合。

 競馬に対して前向きすぎるところがあり、2走前、3走前は道中行きたがったことでラストの伸びを欠いた。そんなレースぶりでも2走前のベゴニア賞(2歳500万下)は、次のレースで朝日杯FS(GI)を勝つことになるサトノアレスからわずか2馬身差に食い下がっているので、能力的に高い評価を与えられる。

 前走の500万下は直線で前が壁になって追い出しを待たされたものの、絶体絶命のポジションからゴール前で鋭く脚を伸ばして差し切った。今回は内外に馬がいる10番枠で、なおかつ外から行きたい馬もいるので比較的楽に折り合えるだろう。中山向きのマクる脚もあるので、序盤のレース運びにさえ気をつければ結果はついてくるはず。

データから好走馬だけを絞り込む! 浅野靖典の予想

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浅野靖典

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

12

14

15

16

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

14

相手

1

12

15

16

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

16

相手

1

12

14

15

24通り 各100円

浅野靖典の見解

【上位拮抗】かなりの混戦だが、メンバー的に再度の好位付けが狙えそうな10クライムメジャーを主軸に指名。14タイセイスターリーは前走案外も差しに回れば巻き返す可能性が十分ある。16ボンセルヴィーソは展開次第だが主導権を取っての粘り込みに警戒。1ナイトバナレットは前走不発も叩き2走目で距離延長なら巻き返しが考えれそうだ。12スズカメジャーは素質を秘めており重賞の舞台でもチャンスがありそう。15タイムトリップは距離微妙だが立ち回り次第で上位まで。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 NHKマイルCへのステップレースという位置づけですが、桜花賞と同一週開催なので牝馬の強豪は不在になりますし、牡馬のマイラーも強ければ強いほど皐月賞に向かうのが自然。構造的に、賞金の高いGII戦でありながら、それにふさわしいメンバーは集まりにくいレースです。

 しかしながら、2012年のカレンブラックヒル、一昨年のヤマカツエースのように、「遅れてきた大物」が出てくることもたまにあります。当時のヤマカツエースは7番人気。昨年も2、3着がそれぞれ14、12番人気ですから、下位人気まで目を切ることができない、なかなかに面倒くさいレースです。

1.前走重賞組強し

 前走で重賞を使われていた馬が過去10年(阪神開催の2011年を含む)で8勝、直近では4連勝中です。この時期の3歳500万下はレベルが下がっているので、勝ちっぷりが良かったとしても昇級組はあてになりません。

2.距離短縮が好成績

 前走で芝1800mを使われていた馬が、同様の過去10年で4勝して勝率12.5%の好成績を収めています。共同通信杯スプリングSなどの1800戦はクラシックを狙う馬が出走してレベルが高くなるので、そこからの臨戦馬は侮ることができません。

3.小回り中山の肉弾戦で大型馬が優位

 上下差の少ないメンバー構成で、しかもほとんど毎年フルゲート。どうしたって4角辺りからは馬込みがごちゃごちゃすることは避けられません。馬格に恵まれた馬がはっきりと優位なレース。過去10年のうち中山開催だった9年に絞ると、馬体重480kg以上が7勝。勝率を示すならば、馬体重480kg未満は2.2%で、480kg以上が13%。ちなみに人気は両者でほとんど差がありません。


 馬体重500kgオーバー、重賞帰り、距離短縮ということで、ここはタイセイスターリーを中心に採ります。まだ荒削りな部分は残りますが、さすがはリーディング厩舎で、一戦ごとに競馬の質が上がって来ています。まだ万全とはいかないものの、器の大きさで押し切れる相手関係だし、コース設定でもある、という判断。

 クライムメジャーは昨秋一回壁に当たった観がありましたが、前走は12kg増の馬体重で出てきて2勝目を挙げました。ここでひとつ馬が変わってきた印象があります。形は昇級になりますが、重賞で1番人気になったほどの素材ですから、軌道に乗ったのならば重い扱いが妥当でしょう。

 ディバインコードナイトバナレットジュニアC上位馬は、前述の2頭よりはスケールで劣る印象。ただし、例年の勝ち馬のレベルにはありますし、コース経験の豊富さは頼りになるポイント。

 ボンセルヴィーソは控える形で結果を出したファルコンSで成長を示しました。ジョーストリクトリは立ち回りが上手な馬で、シュタルケ騎手はぴったりでしょう。タイムトリップは本質的には短距離馬でしょうが、レースが上手で大崩れがなく、混戦向き。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

6

8

10

12

14

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

10

相手

6

8

12

14

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

12

相手

6

8

10

14

16

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】ランガディアは芯が強く追われて確か。クライムメジャーは上積みが大きい。良化一途のスズカメジャーが続く。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

1

7

8

14

15

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

15

相手

1

7

8

14

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

1

相手

7

8

14

15

16

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

指数90ちょいという馬が10頭以上いる。しかし100はまだ出せていないので、人気差ほど能力に差は付いていないと見る。大波乱も可能性としてはある混戦である。その分、軸選びから難しい。注目は◎ランガディア。初戦66で勝ち、2戦目94で連勝。指数の上げ方と連勝が伴っているのでさらなる上昇もあり。キンカメでこのコースでも問題なし。ここから勝負してみたい。相手は同距離コース持つ○▲。前走最高値☆タイセイスターリー

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

1

2

10

14

15

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

14

相手

1

2

10

15

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

1

相手

2

10

14

15

16

30通り 各100円

田沼亨の見解

上り調子にある12スズカメジャーを狙う。潜在能力は高く差し脚は鋭い。うまく仕掛ければチャンスはある。次位は14タイセイスターリーで自在な脚があり決め手は上位。▲1はナイトバナレットで追い込みタイプだが末脚は威力がある。

 佐藤直文の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

2

-

10

1点 3500円

馬連

2

-

15

1点 2000円

馬連

2

-

16

1点 1500円

馬連流し

2

相手

1

8

12

3通り 各1000円

佐藤直文の見解

 年度が変わって桜の季節。我が社にもフレッシュな顔が増えた。まずは仕事を覚える段階だが、本当に大変になるのは2年目からか。それまでは無事にこなして欲しいし、いずれは会社を背負って行く人間へ成長することを願ってやまない。

 ◎には、同じように前途洋々たる若者、ランガディアを指名した。初戦はよくぞここから抜けてきたと思えた味な競馬。あのセンスを持ってすれば、初の中山コースにも不安はないだろう。前走の走破時計も古馬1000万レベルを超えており、今年の牡馬ではなかなかお目にかかれない逸材と見た。

 相手筆頭にはクライムメジャーを。これまた狭いところを割って出た前走から、初コースへの不安もないと見ていいだろう。逆転があるとすれば、タイムトリップか。こちらにはコース経験の強みがあり、脚質に幅を見せた前走も評価できる。以下は、ボンセルヴィーソダイイチターミナルスズカメジャーナイトバナレットまで押さえたい。

厳選予想 ウマい馬券