【混戦】ノームコアは初戦をセンス示す内容で快勝。素軽さ前走以上で距離短縮も問題なく連勝に期待。マイティーワークスは新馬戦を好時計で勝利収める。レース後も元気一杯で状態良く好勝負十分。ルッジェーロは叩かれて軽快感増す。距離延長も対応可能で争覇圏。トッカータも気配良好で巻き返しが見込め、クレバーバードとソイルトゥザソウルにも注意したい。

【増量中?】ノームコアは関東を代表するクラシック候補に育つかもしれない。初陣の体重は436キロ。まだ首や胸前が薄く、幼さをいっぱい残しているが、平坦の福島とはいえ1000m通過が59秒9という澱みのない平均ペースを、雁行状態の外から被せるようにして先陣争い。逃げ馬を直線入り口で馬なりで振り切り、最後の2Fも12秒2-12秒2でスパリ。1分49秒1も上出来、輸送競馬の中山でイレ込まず増量してくるようなら、クラシックロードへまっしぐら。

　対抗はルッジェーロ。新潟1400mデビューのキンシャサノキセキ産駒だが、数値の出にくい内回りで、上がりの2Fのレースラップは11秒6-11秒5。1F延長のマイルは数字的には十分こなせる。

　クレバーバードは新潟マイル勝ち。ただし体はほぼ完成。11秒4-10秒6-11秒7という上がりラップも、水準ではあるが外回りとなると格別感に乏しいか。新馬を1分22秒8で突破してきたマイティーワークス。トーセンエターナルなど、連下は僅差。

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【順当】4マイティーワークスはタイプ的に距離延長が悪くなさそうで先行策から押し切れると判断。7ノームコアは初戦のしぶとさが再現できれば再度の粘り込みが考えられる。2トッカータは前走大敗もコース替わりなら見直しできそう。6クレバーバードは展開次第だが仕掛けひとつで善戦以上が可能だろう。5ルッジェーロは今回も時計がかかれば上位まで。

【小波乱】ルッジェーロは伸びやかな走りで能力が高い。クレバーバードはセンス上々。先行力十分のノームコアも差はない。

初戦78での勝ちきりはここでは最高値◎ノームコア。ハービンジャー産駒でこのコースも合うだろう。相手に○マイティーワークスと▲ルッジェーロ。さらに☆クレバーバードまでの勝負。

デビュー戦で鮮やかに快勝した7ノームコアが有力。時計は2歳開催トップで評価できる。格上げでも連勝は可能だ。○は5ルッジェーロで素質は高く使い込んでの上積みは大きい。