【波乱含み】タイセイアベニールはセンス良好でレースぶり堅実。中間もしっかり調教積まれ軽快感増し好勝負必至。ヴェルスパーは前走で◎に続く。使われつつ状態上向き動きも前走以上で逆転可能。セイウンリリシイもスピード見劣らず気配も良好。ランスマンは素軽さ出ており見直し必要。キャクタスは中山替わりプラスで、ベイビーキャズやニシノコデマリなどにも注意を払いたい。

【慎重に動かせば】ヴェルスパーは、福島2歳Sのように、時折スタートで伸びあがる。気負いがちな馬だけに、挽回しようと動かすと引っかかってしまう…。ただ前回も、最速の上りで2着争いには加わった。急坂の中山でも、3F・34秒台の末脚で勝った。

　リズムよく運べば、まずは福島2歳Sで0秒1差先着を許したタイセイアベニールを逆転。

　割って入ればセイウンリリシイ。くるみ賞は不良馬場、最後の1Fで脚が上がったが、逃げ味は確認。

　巨漢ランスマンの上積み。キャクタスも二走前中山1200mを1分9秒5で逃げ切っている。ベイビーキャズの新馬・57秒7も、函館1000mでは水準級。

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【順当】6タイセイアベニールは大崩れの少ないタイプで今回のメンバーなら勝機大。13ベイビーキャズは長休明けだが乗り込み入念で差し脚発揮に期待ができる。1セイウンリリシイは折り合い次第だが先手主張からの残り目に注意。2ランスマンは超大型馬だけに叩いての上積みに期待ができる。堅実に差を詰める5ヴェルスパーにもチャンスあり。叩き連闘でブリンカー装着の10ジスモンダが穴。

【小波乱】ヴェルスパーは発馬を決め差し切る。ジスモンダは集中力がアップ。タイセイアベニールは立ち回りがうまい。

前走、福島2歳S組の指数が高く出ている。平均値トップ◎タイセイアベニール。相手に○ヴェルスパー。平均値で並ぶ▲セイウンリリシイを上位に見た。だがほかもけっこう70台から80台まで出ていて3着には何が入ってきてもおかしくない。面白そうなのは☆キャクタス。

小回り向きの差し馬で条件はベストの6タイセイアベニールを推す。自在な脚があり能力でカバーできる。○は5ヴェルスパーで決め手勝負なら差はない。