昨年の賢島特別、3着以内馬の調教タイプは一杯平均併用／標準坂路／標準併用と併用調教が有利。1着3着は最終追い切り場所が坂路(栗東と美浦)で4F目が最速になるラップを踏んでいました。

　併用調教できれいな加速ラップで4F目が最速となる坂路での最終追い切りを行っているのは◎ヒルノマゼラン。3F目12.1秒、4F目11.9秒というラップの踏み方は素晴らしく、昆貢厩舎の勝負調教にも該当。8走前こぶし賞では厩舎の勝負調教に該当して勝利しているので、それ以来の勝利が目前といってもよいでしょう。

1.ピースマインド
今回：標準少め坂路
前回：標準少め坂路

2.アースライズ
今回：軽目坂路
前回：馬ナリ平均坂路

3.ヤマカツボーイ
今回：標準併用
前回：標準多めトラック

4.アローシルバー
今回：軽目トラック
前回：標準少めトラック

5.インストアイベント
今回：標準併用
前回：馬ナリ平均トラック

6.ハッピームーン
今回：標準トラック
前回：標準少めトラック

7.フライングレディ
今回：乗込坂路
前回：乗込坂路

8.ヒルノマゼラン
今回：標準併用
前回：連闘

9.カレンバッドボーイ
今回：標準坂路主体
前回：連闘

10.マルーンドロップ
今回：標準坂路
前回：馬ナリ平均併用

【条件ベスト】馬体とローテーションさえ整えば、ヒルノマゼランはOP近くで勝ち負け可能。デビュー二戦目の白梅賞を1分33秒7で2着。続くこぶし賞で、アッサリ2勝目を挙げたが、道悪は得意とはいえ、意外にダメージが残ってしまった。立て直しに幾度か手間取ったが、本質はパワー型のマイラー、中京1600mは条件ベスト。

　ハッピームーンは、休み明け、マイルの東雲賞を0秒4差。ローテーション的にここは好感が持てる。逆にピースインマインドとアースライズは、基本は1800-2000mベースの中距離馬。地力は認めるが過信は禁物。インストアイベントは、ブリンカーを装着してムラがなくなった。

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【順当】1ピースマインドという絶好の目標の隣枠に、運よく入った2アースライズ。前走は重賞で4着と、競走馬として完成されてきた。長期休み明けだが、調教を見る限り動ける態勢だ。1ピースマインドは、まだ口向きの悪さは見せているものの、力は相当なものを持っている。一発あるとしたらクラス慣れが見込める6ハッピームーン。

同距離コース高数値を持つ馬なし。だがコース値最高で平均値もトップ◎アースライズがいい。相手は前走高い○ハッピームーンと▲ヒルノマゼラン。さらに☆ピースマインド。△も差がない逆転候補になる。

左回りは堅実で中京は実績ある1ピースマインドが有力。マイルは許容範囲で終い勝負で勝機はある。対抗は6ハッピームーンで末脚は威力がある。