京都と中京にしかない、ダート1900mという距離設定。ともに逃げ先行タイプが有利ではあるのだが、京都と中京で決定的に異なるのが、捲りが機能するかどうか。京都では捲った馬がそれほど好結果につながっていないが、中京は捲って結果を出す馬がけっこういる。ダート1900m戦の場合、ラップが緩むとしたら中盤の少し前寄り、スタートして700-1100mあたりで、中京だとそこががっつり13秒台、場合によっては13秒台半ばから後半まで落ちる。そこで動いた馬が結果を出すというイメージだ。
もちろんラップや展開はどうなるか分からないし、騎手が捲りを打ってくれるかどうかは事前に読みようがない。ただ今回のメンバーで捲りの実践例がある馬といったら数は限られる。◎
メイショウサルーテ、○
ヴィッセンあたりだろう。クラス好走歴ということでは○なのだが、思い切った博打を打つ騎手ということだと、◎の
荻野極騎手のほうを取りたい。また、馬そのものの捲り実践数も圧倒的に◎の方が多い。クラス成績を考えると強気にはなれないので、◎が3着でも、という3連複およびワイドで。