【お薦め度C】

6番　ラーナアズーラ

　3走前の赤松賞で<4>着ながら、上がり33.8秒を繰り出して0.1秒差の好内容。軽い芝のマイルという舞台設定は合っており、京都へのコース替わりはプラス材料です。3連複要員としてならば注目は可能です。

【ワープ】ミリッサが飛ぶ。兄姉に重賞勝ち馬3頭、ひとつ年長のシンハライトは桜花賞2着・オークス優勝。母シンハリーズからはどんな父を配合しても、思わず溜息が漏れ出る、ずば抜けて脚がきれいな仔が産まれてくるが、本馬の父はダイワメジャー、414キロとナリは正直小さい。

　しかし、腰の造り、後肢の動かし方は兄姉の中でも最高級。新馬戦はラスト3F・11秒5-11秒1-11秒2というレースラップをひとっ跳び。3-4コーナーにかけての始動は、ちょっと古臭いかもしれないが「ワープ」という言葉がピタリと当てはまる、一瞬姿を見失うほどの加速力だった。馬体を慮り、まだ稽古ではいじめてはいないが、それでも負荷は前回以上。来春の桜花賞へ向け、まずは権利を確定。

　ただ、中京7Fで、目の覚めるような大外一気を決めたアカカの末脚も凄味満点。アドマイヤローザも、2000mからマイルへ短縮という課題さえなければ、本命を張れる血統馬だ。サロニカ、アルミレーナは、血統馬らしく一戦ごとに馬体が張ってきた。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【一騎打ち】前走、鋭い末脚で勝利をかっさらったアドマイヤローザ。ここに来て、2ハロンの距離短縮は不安に映るが、前走後は早くからここを目標にしていたと陣営が話すのを見ると、当然の事ながら勝算ありと考えるのが妥当。強敵は1戦1勝ながら、昨年のオークス馬を姉に持つミリッサ。スローも折り合い、直線鋭く伸びたデビュー戦は、競走馬としての高い素質を感じる。ここで勝った方が、クラシックの新星に名乗りをあげる注目のレース。

【素質断然】デビュー戦が出色の内容だった05ミリッサ。さすがはこの血統という走りで、ちょっとモノが違うという印象だった。この程度の相手関係であれば、ここは通過点。桜花賞へ向かうためにも、取りこぼせない一戦である。相手は、10アドマイヤローザと03ハローユニコーンを上位に評価。◎の1着固定から流す馬単・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】アドマイヤローザはスピードとパワーのバランスがいい。ミリッサは素質十分。流れに乗りラーナアズーラが前進。

まあ人気になるが、初戦を同距離コースで83という勝ち抜けならば◎ミリッサ順当。しかし2戦目は指数を上げてこなければならない。まあ90台は出るだろうとは思っている。相手に前走87の○サロニカ。さらに▲アルミレーナ。一発で☆ビーカーリーも。

デビュー戦の鮮やかな勝ちっぷりから5ミリッサの連勝機。昨年のオークス馬シンハライトの妹で血統背景は一級品。能力の違いを見せる。対抗は9サロニカで得意のマイルなら切れ味は上位。