【上位拮抗】トーセンマタコイヤに躍動感が戻った。二走前の緑風Sは、重馬場に加え2400m。楽な手ごたえで直線を向きながら、残り1Fで止まってしまった。次走のジューンSも、折り合いがつかず。いや、こんなはずではという思いもあったのだろう。リフレッシュ期間を設け今一度馬を造り直した。そのカイあって、南Wコースを大外のラチぎりぎりをブン回し、好タイムをマーク。東京2000mに1分58秒5という記録を残す好素材、旧に復せばモノが違う。

　対抗はハナズレジェンド、自然な形で今、デキはピークに向かっている。スズカビスタは今夏、宮崎特別・1分58秒7で、一皮むけた。

　ここ目標に入念に調整してきたマウントゴールド。ストーンウェア、プリメラアスールなど、上位は拮抗。

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【順当】5戦3連対とポン駆けに実績のある4トーセンマタコイヤ。今回はスピードが活きる開幕週の京都コース。ルメール騎手なら折り合いの心配もない。2プリメラアスールは前走の粘りは見どころあり。頭数的にもここは展開有利。8ハナズレジェンドは前走早めに動いて後続を完封。ここに来て新境地。

【逃げ粘る】先行指向は強いが8頭という少頭数で、落ち着いた流れになりそう。ならば、先行内容がいい02プリメラアスールから入りたい。ハナは楽に奪えるだろうし、内回りの芝2000m戦であるのもプラスに働くはず。相手は、08ハナズレジェンドと05スズカビスタが上位評価組である。多少は紛れもあるとみて、◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負。

【小波乱】トーセンマタコイヤは状態良好。潜在能力が高いハナズレジェンド。プリメラアスールはこの季節が合う。

平均値では○トーセンマタコイヤがトップ。この馬は休み明けでも走るが、今回は前走値107のある◎ストーンウェアのほうが軸相当かもしれない。前走103▲ハナズレジェンド。コース108☆ジャズファンクが一発候補に。

準オープンでは安定勢力の6ストーンウェアが有力。うまく決め脚が発揮できればチャンスはある。対抗は4トーセンマタコイヤで先行策から逆転の余地はある。