【ムーアが決める】最終レースは、ムーアのディオスコリダーが中心。春はドバイにも遠征したが、3歳馬は反転Vも早い。短い時間で海外遠征の疲労も抜け、苗場特別で1000万を脱出。昇級の北陸Sも、やや重めながら僅差の3着に好走。クラス二度目、調教の負荷もアップ。ムーアがOKしたからには、メインのマイルCSの結果がどうあろうと、最終も全力で来る。

　ゴルゴバローズは、準オープンを勝って現級据え置き。着外は左回りの中京7Fだけ、ダート成績は[4101]。M・デムーロも、本命と同じモチベーションで最終も走ってもらいたいもんです。ジープルメリアも、一度現級勝ち。休み明け二戦目、人気的にも気楽な立場で思い切って乗れる。

　スタートミスが続いているが、スンナリ先手ならスミレ。オウケンビリーヴは、ダートに転身してまだ[2111]。GIの最終時は岩田、ガンジーの奇襲を連穴に警戒。

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【波乱含み】近走は結果を残していないが、京都コースでは現級を豪快に勝ちきった経験もある14スミレ。体調は引き続き安定しており、あとは展開次第。今回は希望通り外目の枠に入った。もう一度見直してみたい。9オウケンビリーヴは昇級戦になるが、4走前に同クラスで連対。4ガンジーは末脚鋭い。

【差し優勢】先行指向が強く、差し優勢の展開になりそうな一戦。条件適性が高く、いい差し脚のある09オウケンビリーヴが、ここはもっとも信頼できそうだ。稽古でもいい動きを見せたように、デキの良さも目立つ1頭。相手は、05ゴルゴバローズと13テーオーヘリオスの2頭を上位に評価した。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】ゴルゴバローズは地力十分。立ち回りがうまいオウケンビリーヴ。テーオーヘリオスは仕上がり良好。

▲ディオスコリダーは3歳で平均値トップで鞍上ムーアと買い材料あるがカネヒキリ産駒がこのコース成績イマイチで割引。これならば◎ゴルゴバローズのほうが良さそうだ。相手にも○オウケンビリーヴで。一発は同距離コース108ある☆スミレ。

使い込んで地力がアップした10ディオスコリダーが有力。短距離向きのスピード馬で押し切りは十分。対抗は9オウケンビリーヴで準オープンならソン色ない。