【やっぱりオルフェの妹】
デルニエオールの血統力に賭けたい。デビュー戦は408キロ、数字通り筋っぽい。1分23秒2・上り34秒6も、数字としては格別感が乏しい。ただ、3-4コーナーの迫力と推進力は、なるほど
オルフェーヴルの全妹。前走後は目標を早めにここに設定し、ハードに三頭併せを課し、6F追いも2本消化できた。血統通りなら、記録も末脚も一段確変があっていい。
強敵は
レッドランディーニ。前走は重馬場で1分34秒6、後続には0秒7差。こちらもただの重巧者では片づけられないスケール感あり。
リリーノーブルは、記録に紛れの少ない東京マイルで、同日メインの
アルテミスSと0秒6差の1分35秒5。他馬の脚色を確認しながら、3F連続して11秒台のラップを新馬で叩き出した。
りんどう賞2着の
アリアも好調、ただ上位3頭とは、距離適性や素材の差が出るかもしれない。
スズカフェラリー、
スカーレットカラーもマイルの力勝負はごまかしがきかないか。