【時計信頼】フォンターナリーリは、前走勝ち着差はわずか。あれでは昇級でどうかを疑われているようだが、1分50秒6は、同じ重馬場で行われた翌日の1000万条件より2秒は速かった。休養前に京都1800ダートで1分51秒3の8馬身差勝ち、阪神1800ダートで1分49秒9をマークしたこともある、キャリアの浅い4歳馬。前走時計が結果としてダイレクトにつながる可能性も高い。

　前記1000万条件で2着したジュエルメーカー、同4着のモアニケアラが本線。馬体増量があれば、ニホンピロヘーゼルが一変。モツれてビスカリア、タガノスマイルも連下圏内。

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【混戦模様】自分の競馬(逃げ)にもちこめば、しぶとい3タガノスマイルだけに、前走の競馬は不甲斐ない。しかし、休み明けということを考えれば見直す材料はある。実際、叩いた効果は調教でも明白。相手は減量騎手起用で鋭い末脚が増しそうな11ビスカリア。4走前に◎を負かして、このクラスを勝っている13モアニケアラ。

【叩き上昇】急仕上げだった前走は粘りを欠いた01ニホンピロヘーゼルだが、ひと叩きされた今回は中身が違うはず。先行指向の強いメンバー構成でも、最後まで粘り切れそうだ。鞍上にもルメールを配する勝負気配。相手は、03タガノスマイルと02ベーリングメファを上位に評価する。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負。

【小波乱】ビスカリアは追い比べで決める。潜在能力が高いヴァローア。フォンターナリーリは脚質に幅が出てきた。

2走前同距離コース99でも馬券にならなかった▲ビスカリア。同値で前走中京で馬券になったということは阪神向いているとはいえない。これならば平均値上位から◎ニホンピロヘーゼルと○ベーリングメファのほうが上。一発で☆フォンターナリーリ。

現級勝ちの実績から能力上位の13モアニケアラが中心。自在な脚がありうまく仕掛ければ抜け出せる。対抗は10フォンターナリーリで能力は互角以上。