【素養はOP】ジークカイザーは、須磨特別は5番人気。長期休養明け後の2200m5・6着の伸びひと息が嫌われたか。ただ、新馬・若竹賞を連勝して、クラシックの上位も見えた、ディープインパクト産駒の好素材。元来レース上手な、切れに比重の高い中距離型。9-10Fが働きどころだろう。一週前の追い切りでは皐月賞出走のペルシアンナイトに遊ばれたものの、身のこなしに切れが出てきた。

　アンドリエッテとの追い比べが本線。前走の天神橋特別は超スロー、しかも距離不足のマイル。馬体も戻り切っていなかった。プラス体重で1800mとあれば、一変の単も有望。

　ショウボートは須磨特別を1分47秒2・上がり33秒5と、やっとだが常識にかかりつつある。

　エルプシャフトは、勝ちっぷりは派手だったが、前回の上がりラップは意外に平凡。ピースマインドも、1F延長は歓迎だが、まだ輸送がデリケート。

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【順当】デビューから2連勝して、3歳時にはクラシックまで期待された3ジークカイザー。休養後の3歳秋2戦は、突然手ごたえが無くなって伸びない不可解な競馬だったことから、馬に走る気持ちが宿っていなかった様子。そんな不安を、前走2着でようやく払拭できた今なら、自信の本命に推したい。相手は良血4エルプシャフト。エリートの割に、結構厳しいレースを使われている根性のあるタイプ。時計のかかる馬場も苦にしない。10ショウボートは堅実さが魅力。

【近走優秀】前走が好内容だった03ジークカイザーを本命に推す。2走前に見せている内容も良く、叩かれての上積みにも期待できそうな気配。条件適性も高く、期待に応えてくれそうだ。相手は、04エルプシャフトと08アンドリエッテを上位に評価。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】ジークカイザーはレースセンスがありいい脚を長く使える。追われてしっかりしているエルプシャフト。距離短縮を利してジュンスパーヒカルが浮上。

いつも人気になってもなかなか馬券になれなかった◎ショウボート。しかしここでも前走同距離コース97は唯一で軸筆頭。ただしほかもまずまずの指数を持っているので僅差のレースは考えられる。相手は○エルプシャフトと▲アンドリエッテ。☆ジークカイザーと△3頭もいい。本日の阪神後半戦は僅差レースが続く。

叩いた効果で復調ムードの3ジークカイザーが主力。器用な脚があり好位で流れに乗れれば勝機だ。対抗は4エルプシャフトで持ち味の末脚を発揮できれば差はない。