11R

アンタレスS

15:30発走 / ダ1800m (右) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 阪神 7日目 サラ系4歳以上 オープン       (国際)(指) 別定 16頭
本賞金:3600,1400,900,540,360万円
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 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

3

相手

5

12

2通り 各500円

馬連流し

3

相手

8

1通り 各1000円

馬連流し

3

相手

4

6

10

13

4通り 各2000円

山崎エリカの見解

 上半期の大一番・帝王賞へと繋がって行くアンタレスS。このレースは、一昨年の勝ち馬クリノスターオーのようにG1レースで頭打ちの馬が勝つこともあれば、4年前の勝ち馬ホッコータルマエや昨年の勝ち馬アウォーディーのように、連勝記録をさらに伸ばしての次世代のスター誕生となることもあります。

 オープンの師走S東海Sを目下2連勝中の4歳馬グレンツェントが勝てば、次世代のスター誕生となるかもしれませんが、現時点でアウォーディーのレベルはもちろんのこと、ホッコータルマエのレベルのPP指数をマーク出来ていないというのも事実。東海Sグレンツェントが強かったというよりは、次走マーチSを勝つことになるインカンテーションや、アスカノロマンなどの実績馬が不発したのも好走要因のひとつ。全幅の信頼は置けないでしょう。

 そこで今回◎に推したいのは、3走前のブラジルCでは逃げて完勝、前々走のベテルギウスSは差して完勝のミツバを推します。特に3走前のブラジルCは、これまで逃げたことがない馬が逃げ切るのは難しい淀みないペースで逃げて完勝。ここへ来てパフォーマンスを上げてきているのは明らかです。

 前走の川崎記念では4着に凡退しましたが、ストレートで加速して急コーナーで減速を繰り返す、チグハグな競馬。逆に急コーナーで減速しなくてはならなかったのは、それだけスピードがある証拠であり、個人的には悲観していません。鞍上が乗り慣れた阪神ならば、巻き返してくれるでしょう。

 ○は、昨年の東海Sの勝ち馬であり、G1・フェブラリーS・3着、チャンピオンズC・3着のアスカノロマン。3走前の東海Sでは、追い切りを見てもこの馬本来の動きではなく、レースでも1番枠から伸びあがるようなスタートでスムーズさを欠いたために、前へ出して行けず、結局外から蓋をされて、好位の中目で引掛かる場面を見せながらの競馬。直線で追い出されてもジリジリとしか伸びきれなかったあたりに状態面の悪さを感じました。

 前々走のフェブラリーSでも、追い切りを見ても反応の悪さが目立ちましたが、前走のマーチSで思い切って行かせたことで気配が変わって来ました。馬が気持ちよく前へ前へと行こうとしているのです。おそらくは復調途上。前走マーチS・5着から大幅に変われずとも、やや上積みは見せてくれそうです。

 ▲は、前々走の佐賀記念で重賞初制覇を飾ったロンドンタウン。佐賀記念は、逃げ馬不在で本来逃げ馬ではないリッカルドが逃げてスローペース。展開に恵まれたのは確かですが、4コーナー先頭から2着以下に4馬身以上突き放したのは高い評価が出来ます。また、前走のマーチSは、コクスイセンが大逃げして、前半3F48秒7-後半3F51秒3のオーバーペース。この流れを先行して○アスカノロマンと差がない競馬が出来たことは高い評価ができます。この馬も地力が強化されているのでしょう。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

予想印
3ミツバ(2人気)
6グレンツェント(1人気)
10モルトベーネ(3人気)
13アスカノロマン(4人気)
4ロンドンタウン(6人気)
7モンドクラッセ(5人気)
16ナムラアラシ(7人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

4

6

7

10

13

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

6

相手

4

7

10

13

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

10

相手

4

6

7

13

16

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【再出発】ミツバが再出発。特筆すべきは三走前のブラジルC。前半5F通過は59秒8-1800m通過・1分49秒2というHラップを自らが演出し、良馬場・2分8秒9という出色のタイムで快勝をとげた。緻密で繊細な逃げ切りにスタンドでは前拍手も湧いたが、前走の川崎記念は蓄積疲労や不慣れな馬場に戸惑い4着。ただ、リフレッシュ効果で覇気は戻った。阪神1800ダートは5戦3勝・2着1回。条件時代とはいえ、1分49秒3・上がり34秒6という記録を保持している。

 対抗はグレンツェント。3歳夏はレパードSを快勝、古馬相手の重賞も、みやこSこそ2着に敗れたが、師走S東海Sと、走るたびに強さが際立つようになった。将来のダートGI戦線を牽引する4歳馬なのは確かだが、58キロが数字通り重荷になるシーンがあるかもしれない。

 モルトベーネ東海Sで対抗馬の0秒1差の2着に踏ん張った。脚抜きのいい重馬場とはいえ、アルデバランSの1分57秒7という好タイム勝ちで、また一歩進化している。

 走り時が掴み辛いが、アスカノロマンは重賞2勝。前年のアンタレスSを、58キロを背負い2着した実力馬だ。

 ロンドンタウンは、マーチSは57キロを背負い0秒3差の4着。重賞でもやれるという手応えを得たか。モンドクラッセは、スンナリ先手なら重賞でも逃げ切り可能なハードな経験を積んできた。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

予想印
14ピットボス(11人気)
6グレンツェント(1人気)
4ロンドンタウン(6人気)
15タムロミラクル(9人気)
3ミツバ(2人気)
7モンドクラッセ(5人気)
10モルトベーネ(3人気)
11リーゼントロック(13人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

14

相手

4

6

2通り 各800円

3連複軸1頭流し

14

相手

3

4

6

7

10

11

15

21通り 各400円

須田鷹雄の見解

 ちょっと穴目で◎ピットボスから入ってみたい。父のゴールドヘイローは産駒とこのコースの相性が良く、本馬を含め通算[3-3-2-18]。産駒は多くないが、今回出走馬がいる種牡馬のなかでは複勝率1位である。穴で走るケースが多いので、回収率も単240%・複136%と高いレベルにある。

 馬自身のほうを見てみると、このコースで準オープンを勝ったあと、中山に遠征して6,16着。2戦とも本来の先行力が見られず、なにもできない敗戦だった。

 今回は自身の成績も良いコースに戻り、枠も外めの偶数番を引いての一戦。前半出していけば、しぶといところを見せて馬券圏内に残ることは可能だ。

 ◎が穴なので相手は人気サイド+広めにいく。◎が4歳馬なので、ヒモも若い馬重視で選んでいく。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
4ロンドンタウン(6人気)
13アスカノロマン(4人気)
1マイネルバイカ(15人気)
7モンドクラッセ(5人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

4

7

13

12通り 各400円

3連単BOX

1

4

7

13

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

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高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

予想印
13アスカノロマン(4人気)
4ロンドンタウン(6人気)
7モンドクラッセ(5人気)
10モルトベーネ(3人気)
3ミツバ(2人気)
6グレンツェント(1人気)
12タガノエスプレッソ(10人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

3

4

6

7

10

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

4

相手

3

6

7

10

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

7

相手

3

4

6

10

12

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【実力伯仲】人気を集める2頭が不安を抱えているとみて、本命は復調してきた実力馬13アスカノロマン。この距離は最も得意な条件だし、GI3着の実績は最上位。前走は完調手前ということで最後止まってしまったが、今回は違うはず。相手は重賞戦線で揉まれて、一本筋が通り始めた4ロンドンタウン。同型の出方次第だが、この距離でハナを切れたときは粘り強い7モンドクラッセ

 栗山求の予想

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予想印
6グレンツェント(1人気)
10モルトベーネ(3人気)
3ミツバ(2人気)
4ロンドンタウン(6人気)
5ロワジャルダン(8人気)
13アスカノロマン(4人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

3

4

5

10

13

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

6

相手

3

4

5

10

13

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎グレンツェントは「ネオユニヴァース×キングマンボ」という組み合わせで、2代母ハツーフは英1000ギニー(G1)、英チャンピオンS(G1)をはじめ4ヵ国で8つの重賞を制した名牝。ファミリーの直系先祖にヨーロッパの名牝を持つダート巧者といえばインカンテーション(3代母が英G1を4勝したタイムチャーター)の名が挙がるが、母方からヨーロッパ血統のパワー、底力、成長力を受けた本馬はまだまだ強くなる可能性を秘めている。

 母方にミスタープロスペクターとヌレイエフを併せ持つネオユニヴァース産駒は、本馬のほかにロジユニヴァース(日本ダービーなど重賞4勝)、オメガハートロック(フェアリーS)、ダイワドレッサー(ラジオNIKKEI賞-2着)、アイアムネオ(フェアリーS-2着)、ジャイアントリープ(京都新聞杯-3着)などが出ており成功している。

 昨年8月のレパードS(G3)以降、4戦3勝(2着1回)と本格化しており、唯一敗れたみやこS(G3)はのちに東京大賞典(G1)を勝つことになるアポロケンタッキーとクビ差の勝負だった。前々走の師走S(OP)は3歳馬ながら56kgという厳しいハンデを克服し、前走の東海S(G2)はレースが1月に移動した13年以降、4歳馬として初めての優勝を果たした。今回はひと息入って58kgを背負うが、目下の充実ぶりと実力を鑑みて克服できると見る。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

予想印
7モンドクラッセ(5人気)
6グレンツェント(1人気)
3ミツバ(2人気)
13アスカノロマン(4人気)
4ロンドンタウン(6人気)

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 上半期の大一番・帝王賞に向けて、ダート中距離路線の出発点ともなる重要なレース。昨年のアウォーディー、2013年のホッコータルマエは言うに及ばず、その他の年もダート重賞路線の顔になるような強豪の名前が勝ち馬に並んでいます。

 2011年までは京都の開幕週に行われていましたが、マイラーズカップと入れ替わる形で阪神の最終週に移りました。直線に坂がある阪神に替わったことで、より底力が要求されるようになった印象で、勝ち負けのハードルは普通のGIIIより高く見積もる必要があります。

1.次代のスターが巣立っていくレース

 前述のホッコータルマエにくわえて、2011年と2012年に連覇したゴルトブリッツものちに帝王賞を制していますし、かつてはゴールドアリュールタイムパラドックスが勝ったレースでもあります。これからGI戦線に駆け上っていく勢いがある馬が有利で、過去10年の勝ち馬のうち8頭は前走を勝っての臨戦でした。

2.長い距離をこなすスタミナが問われる

 阪神に移動して以降5年間の勝ち馬のうち、4頭までは1900m以上のレースからの距離短縮でした。一昨年の勝ち馬のクリノスターオーにしても、その時点でダート1900m以上の重賞を2勝の実績がありました。2着馬も5頭中2頭が距離短縮組であり、長い距離での実績は勝ち負けのための必須項目となっています。

3.背負っている馬は勝ち切れない

 58kg以上の斤量を背負った馬は過去10年で[0-4-4-13]と勝ち切れていません。2003年に別定戦になって以降での例外はゴールドアリュールただ一頭。むしろハンデ戦時代の方が重い斤量が走っていました。格よりもフレッシュさが重要になったことの証明だと考えられます。

 モンドクラッセは前走総武Sを58kgを背負って快勝。短距離の根岸Sでもハナを切って見せ場がありましたし、先行馬が壊滅したチャンピオンズCでもバッタリ止まらずに0.6秒差。馬体重も530kg台に乗り、6歳を迎えて充実期を迎えています。前走の内容を見ても、直線に坂があるコースのほうがパワーを活かせる分向いている印象

 グレンツェント東海Sの勝ち馬。レパードSを勝った4歳世代のエースがいよいよ本格化してきました。ここは58kgを背負うのが課題ですが、騎乗機会3戦3勝のルメール騎手への手替わりで万全を期します。ミツバは川崎記念では小回りで勝負所での反応がもう一つでした。ベテルギウスSを圧勝した阪神に替わって巻き返しが期待されます。

 アスカノロマンは58kgを背負ったマーチSで接戦を演じ、復調を印象づけました。前走の疲労がなければ。以下、再昇級の形になるトップディーヴォ、連勝と勢いに乗るマイネルバサラ、手が合う川田将雅騎手に戻るロンドンタウン

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

予想印
6グレンツェント(1人気)
4ロンドンタウン(6人気)
10モルトベーネ(3人気)
13アスカノロマン(4人気)
3ミツバ(2人気)
5ロワジャルダン(8人気)
7モンドクラッセ(5人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

3

4

5

7

10

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

4

相手

3

5

7

10

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

10

相手

3

4

5

7

13

30通り 各100円

小林誠の見解

【上位拮抗】先行指向が強く、相応の差し脚が要求されそうなメンバー構成。好位から中団からいい脚が使える06グレンツェントを本命に推す。久々だが仕上がりは良好で、58キロの斤量も克服できそう。相手は、04ロンドンタウンと10モルトベーネの2頭が上位評価組だ。上位拮抗の混戦なので、◎○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

4

6

8

9

13

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

4

相手

6

8

9

13

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

6

相手

4

8

9

13

16

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】ロワジャルダンはスムーズな競馬で決める。地力をつけているロンドンタウングレンツェントは仕上がり良好。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

予想印
3ミツバ(2人気)
6グレンツェント(1人気)
7モンドクラッセ(5人気)
10モルトベーネ(3人気)
4ロンドンタウン(6人気)
5ロワジャルダン(8人気)
13アスカノロマン(4人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

4

5

6

7

10

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

6

相手

4

5

7

10

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

7

相手

4

5

6

10

13

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

強い○グレンツェント。平均値もトップ同値。だが今回はいくつかマイナス要素がある。コース初と斤量が前走から3キロアップ。なのに指数はあまり差がないということだ。今回は◎ではなく○でいってみたい。その軸には同じ平均値トップから◎ミツバ。あとは近3走110台を出している▲モンドクラッセ。同距離コース111☆モルトベーネもいい。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

3

4

7

8

10

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

3

相手

4

7

8

10

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

10

相手

3

4

7

8

13

30通り 各100円

田沼亨の見解

休養明けになるが臨戦態勢は整った6グレンツェントが優勢。末脚に威力を増し折り合い面での成長も見られる。終い勝負で抜け出せる。次位は3ミツバで4勝を誇る得意の舞台で巻き返しは十分。▲は10モルトベーネで、好位で運べれば僅差。

厳選予想 ウマい馬券