※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
芝1200m戦としては唯一のGIIで、なおかつ国際競走。
スプリンターズSへの前哨戦ということもあって、毎年豪華なメンバーが集結します。そのわりには、過去10年で1番人気が1勝しかできていません(2着5回、3着2回)。実績通りには収まらない面があり、連単系の馬券では裏を狙う余地があります。
1.器用さが武器になる
阪神芝1200mはスタートから最初のコーナーまでの距離が短いために、器用さが必要とされます。斤量を背負った実績馬のエンジンがかかった頃には、上手に立ち回った軽量馬がトップスピードに乗っている、というパターンが通例。斤量55kg以下の馬は過去10年で[8-2-7-47]ですが、それを超えると[2-8-3-73]と勝ちが遠くなります。
2.新潟、小倉からの臨戦が有利
阪神開幕週の高速決着に対応するためには、前走新潟か小倉で時計が速いレースを走っていることがベターです。過去10年で前走新潟組は[3-1-2-16]で前走小倉組は[5-1-5-52]。勝ち馬の大多数がこの二組から輩出されています。対照的に前走中京組は[1-3-0-11]、前走北海道組は[0-2-1-15]ともう一つの成績。
3.先行スピードが求められる
過去10年でレースの上がり3Fが一番遅かった年で34.5秒。33秒台を記録したことも4回あります。後ろから追走する馬に勝機が薄くなるのは当然のことです。過去10年のうち4角先頭の馬が3勝を挙げていて、4角3番手以内だった馬の成績は[6-4-3-19]。
ファインニードルは
北九州記念を5着に敗れましたが、直線で進路が狭くなって脚を余しての結果。スムーズなら勝ち負けになっていた内容でした。阪神芝1200mでは[2-1-0-0]と
パーフェクト。サ
マースプリントシリーズでもトップに追いつく可能性が残されており、ここは全力投球の一戦でしょう。
フィドゥーシアはアイビスサマーダッシュでは抜け出したところを目標にされた形で、勝ちに等しい内容での2着でした。1000mを楽に先行できたのですから、スピード上位は歴然です。
メラグラーナは
CBC賞を1番人気で10着と大敗しましたが、良発表ながら雨で渋った馬場を気にしたようですし、直線では狭くなる場面もありました。重賞勝ち馬が54kgで出走できるのは有利で、スムーズに競馬ができれば。
ラインミーティアはアイビスサマーダッシュの勝ち馬。すべてがハマった印象はありますが、絶好調の勢いは侮れません。以下、前走は2走ボケで度外視できる
ヒルノデイバロー、気難しさがあるものの重賞2勝と実績は随一の
ダンスディレクター、昨年の当レース3着で近走は凡走続きも侮れない
ラヴァーズポイント。