【V2十分】ムーンクエイクは、ごく近い将来オープン。二走前の阪神戦は重馬場に泣いたが、三走前の東京マイルは、3コーナー手前で先頭にたつという強引な競馬ながら、1分33秒6でフィニッシュ。翌日の準OPと同タイムというHレベル決着だった。長兄のホーカーテンペストは8勝、姉バウンスシャッセはフラワーCなど重賞3勝。2歳の弟フラットレーは、来年はダービーロードのど真ん中をきっと駈ける。4歳の兄も1000万で足踏みはできない。

　強敵はチャレアーダ。キャリア三戦目で、中京マイル・1分33秒3とあれば、こちらも器はオープン級か。55・5キロも背負い、少し買いにくい馬になったが、カイザーバルは秋華賞3着馬。テラノヴァ、コートシャルマンも、良血力では負けない。

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【頭堅い】同条件を勝って、ここまで休んできた1ムーンクエイク。好位で折り合いのつくタイプで少頭数も問題なし。この馬の動きを見て、他馬もレースを動かすしかなく、すべての面において優位に立っている。4カイザーバルは、ストレス解消のためしっかり間隔を取ったことが好感。外から◎をどれだけ追い詰めるか。一発あるなら8コートシャルマンの逃げくらいか。

【中心不動】休養前に2戦で1000万下を卒業している01ムーンクエイク。降級して再び1000万下ならば、休養明けでも力が違う。好仕上がりでレースに臨めそうで、トップハンデでも57キロならば問題なし。相手は、04カイザーバルと08コートシャルマンが上位評価組だ。少頭数でもあるので、ここは◎-○▲の馬連・馬単を厚めに狙いたい。

【小波乱】ムーンクエイクは地力上位。状態がいいヴェゼール。テラノヴァはこのコースが合う。

平均値ソートでトップになる◎ムーンクエイクがトップハンデ57キロ。これは納得。次点に牝馬で55キロ○テラノヴァも順当。だが軽めになっているのは前走102▲チャレアーダ。さらに上位とあまり差がない☆カイザーバルも要注意。

休養明けになるが仕上がりは良好な1ムーンクエイクが有力。降級戦なら地力は上位で鉄砲駆けの魅力はある。○は6チャレアーダで能力は高く52キロならチャンスはある。