【時計圧巻】ラユロットは近い将来のオープン候補。ダートはまだ三戦。エンパイアメーカー産駒の代名詞にもなった、出遅れ癖も受け継いでいるが、5月の1分23秒9(やや重)に続き、前走は1分22秒7に時計を更新、しかも後続を0秒5差と圧倒。輸送による変な摩耗さえなければ、7Fダートなら、昇級でも楽勝まである。

　錦秋Sを2着に逃げ粘った、ヒデノインペリアルのスピードが第一本線。本命には少し記録面で劣るが、ヤマトワイルドの1400ダート適性は新鮮。

　プレスティージオは阪神3勝、当該7F2勝。コース替わりで一変十分。叩き三戦目、3歳馬ハングリーベン。連れてゴールドスーク、オニノシタブルがゴール前浮上。

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【実力伯仲】ダートに方向転換して3戦2勝。負けたのは重賞と、堅実な成績を残している14ラユロット。昇級戦になるが、前走3馬身差の快勝でまったく見劣りはしない。7ヒデノインペリアルは前走人気はなかったがスタートさえ決まれば、当然あれくらいは走れる馬。今回もゲートがすべて。8オニノシタブルは◎の強さが目立った時、漁夫の利的な追い込みが炸裂する可能性が高い。

【立ち直る】久々の前走が、好内容での2着だった07ヒデノインペリアル。立て直された効果は顕著で、叩かれての上積みにも期待が持てる。先行指向が弱いメンバー構成で、展開利がありそうなのも大きなプラスだ。相手は、05プレスティージオと13ナイトフォックスが上位評価組。チョイ荒れを狙って、◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】ヒデノインペリアルは能力上位。積極策でプレスティージオが踏ん張る。タイガークラウンはこの距離が合う。

平均値100超えは3頭。そのうち前走でなんと112を出している○ヒデノインペリアルは面白い。その数字も東京の良馬場でのもの。今回は初距離となるが数字の跳ね方に期待したい。だが軸は3歳筆頭◎ラユロットのほう。同距離コース109持っている▲プレスティージオ。さらに☆メイショウアイアン。

叩き2戦目での変わり身は大きい5プレスティージオが主力。阪神は3戦3勝と絶好の舞台で変わり身は必至。対抗は14ラユロットで砂適性は高く変わり身は必至。