【闊達】アンフィトリテの前進気勢がいい。パドックや返し馬等、幼い素振りも残るが、実戦では中団で我慢。ルメールの指示に素直に反応、3-4コーナーで一度タメを作り、弾けるようにして中山の急坂を34秒2で強襲。1分9秒8も、初陣としてはまずまず、コースは変わったとしても、時計だって詰まる。

　当面の敵はバーニングペスカ。万両賞は表示はミドルながら、他馬の格好の目標となり息継ぎにもふうふう。もう少し抑えるか、あるいは思い切っていくか。M・デムーロの一工夫に注目。

　小倉勝ち上がり組が多いが、そのコースの記録順であげれば、1分9秒0のガゼボ。次いでサイエン、タイセイソニック。そしてヤマニンルネッタも。

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【実力伯仲】スタートがイマイチで流れに乗りづらいが、大外枠ならその悪癖も最小限に食い止められると判断して本命は10ガゼボ。ペースは速くなりそうで、同馬の瞬発力が活きる。5バーニングペスカの前走は久々が堪えたもの。実績はトップ。2タイセイソニックも立ち回り次第で。

【波乱含み】少頭数とはいえ、先行指向の強さはかなりのもの。好位から中団で競馬できる組のほうが、格段に買いやすいメンバー構成といえる。本命は09サイエンで、良馬場でやれそうなのは大きなプラス。相手は、06アンフィトリテと02タイセイソニックの2頭が上位評価組である。波乱含みの一戦とみて、◎○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負だ。

【小波乱】アンフィトリテは追われて鋭い。前向きでしぶといバー二ングぺスカ。タイセイソニックは自在性がある。

ロードカナロア産駒がこの同距離コースで成績がでていないのが気になるが、初戦88勝ちという◎アンフィトルテを評価しないわけにはいかない。適性なくて指数伸びなかったとしても戦える範囲にはある。相手は○バーニングペスカと▲サイエン。適性ならばダイワメジャー産駒から☆ガゼボ。

重賞の好走経験から地力で勝る5バーニングペスカが主力。短距離は堅実で持ち味の先行力から巻き返せる。対抗は9サイエンで好位で折り合いがつけば差はない。