【上昇一途】
マイネルバサラが上昇急。戦績は豊富だが、よく見れば4歳。3歳時の経歴を思えば、オープンはもちろん。浦和記念の押し切り勝ちも何ら不思議ではない。馬体も前走は482キロ、数字通り走るたび実が入ってきた。
対抗は3歳馬
リゾネーター。初勝利はデビュー二戦目、次走の500万勝ちのタイムは1分56秒0。後続を1秒1とチギる圧勝とはいえ、冬季の乾燥馬場を考慮しても走破時計は平凡。能力の在り処を具体的数字として説明し辛い馬だったが、
伏竜Sは一気に1分52秒6にタイムを短縮。スローペースも委細構わず、先行勢をのみ込むようにして、4角ひとマクり。直線も二枚腰を使い最速の上がりをマークし、一躍3歳世代を牽引する才能をアピールした。ただ、春は期待のほうが先走り。兵庫チャンピオンシップ、JDDも消化不良の4着に終わったが、それを契機に馬体造りを見直してきた。
ドラゴンバローズは、
シリウスS2着でリフレッシュ。寂しくなった体もフックラ、再上昇を期待していい。
アダムバローズは、芝での逃げ馬としての役割には限界が見えるものの、母の父アンブライドルズソングの影響も色濃い肉体派、ダート替わりはむしろ新味が大きい。別定になるが、
ルールソヴァールは右回りが微妙。
シャイニービーム以下は連下までか。