【御当地馬】ダノングレースの出発点は当地札幌。芝1500mの新馬で差し切りを決めたが、いかんせん軽量。慎重に輸送や身体造りをはかってきたが、二走前の中山・デイジー賞が2着、東京9Fも1分46秒4の好タイムで4着に踏ん張った。滞在の札幌なら稽古も質量ともに一段ギアをあげられ、なるほど馬体も大きく見せている。

　ライラックカラーは年明けデビュー馬。4着とはいえ、前回・東京マイルを1分34秒1で走っており、500万脱出は視界に入った。三番手のエアマスカーニも、経験馬相手に素質だけで初陣を勝った。前走をひと叩き、福永も今度は勝ちを意識して進めてくるだろう。

　デルタバローズは、モレイラが乗っても羊ヶ丘は制御不能。ただ、連続騎乗とあれば、工夫を施してくる。連闘ホッコーモモタン、ヴァイザーの突入を連穴に一考。

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【本命戦】前走は絶好の手ごたえで進みながら、ラストがまったく伸びなかった10デルタバローズ。今までの戦歴を考えると、本来の走りではないのは明確。モレイラ騎手も2度目の騎乗。修正してくるはずだ。8ライラックカラーは骨折明けで割り引くも素質は高い。3ダノングレースを含めた3頭の争い。

前走同距離コースを凡走してしまった▲デルタバローズをどう見るか。休み明け分なのか、それとも洋芝が向かないのか。まあ今回も人気になるので▲で止めておく。軸は前走同距離コースで95と好走した◎ビービーバーレスク。今回もおそらく人気薄。狙ってみたい。相手も前走で期待通り走ってくれた○ホッコーモモタンももう一丁。以下☆サレンティーナ、△エアマスカーニなどかなりありそうな馬がいる混戦。

休養明けになるが確実に地力アップした8ライラックカラーを推す。先行力があり洋芝適性も高いなら期待できる。○は12ホッコーモモタンで気分よく流れに乗れれば差はない。