【これから】
ミッキーグローリーは、鮮度と将来性の高い5歳馬。1年以上の長期休養を余儀なくされ、準オープンに配置されているが、キャリアは【4131】。前回の
むらさき賞は3着に終わったが、ラスト4F目から11秒5にピッチが上がり、続く3Fも11秒1-11秒2-11秒7というHラップを計測。持久力と瞬発力の両方を問われる決め手勝負を、56キロの負担重量で3着に追い上げてきた。
ひとクラス下の1000万条件ながら、右回りにも勝ち鞍があり、福島仕様の先行力も前回で示した。
対抗は
エマノン。GIIIの
マーメイドSは阪神の坂にも泣き8着に沈んだが、今回は自己条件。全4勝のうち3勝を直線フラットコースの京都であげており、初コースではあるが福島適性も見込める。52キロというハンデも魅力十分。
ハナズレジェンドは、現級の9-10F戦で2着1回、3着3回。56キロも背負い慣れており、
武豊・福島遠征にあわせ、坂路で身体を鍛え直してきた。
キャプテンペリーは、福島芝実績は【1010】。直線勝負の決め打ちがハマれば首位争いに肉薄。
タニノアーバンシーは、福島とコース形態の似た小倉、夏場を得意とする血統馬。少し記録は古いが、
オウケンブラックは
ラジオNIKKEI賞4着歴がある。