【波乱含み】ゴールドクイーンは新設重賞の葵Sを快勝。ひと息入るも1週前に好時計マークと態勢整い51キロなら古馬相手でも。タイセイプライドは葵S7着も流れに乗れず。スピードはここでも上位で巻き返しに期待。フミノムーンは叩かれて気配上向きで昨年勝利の舞台で改めて。アイラインも好調キープで上位の候補。タマモブリリアンも見劣らず、マドモアゼルやシベリアンスパーブなども侮れない。

【金ピカ】ゴールドクイーンの充実ぶりは想像以上。父はダート系のシニスターミニスターとあれば、ダート1200mで新馬勝ちには納得。続く小倉の芝1200m・フェニックス賞は、もしかして平坦とメンバーに恵まれた?。

　二走前の橘S3着時も、芝適性は半信半疑のままだったが、葵Sは前半3Fが33秒9-後半3Fは34秒1。バランスのいいラップでゴール前二枚腰をつかって1分8秒0で逃げ切り勝ち。51キロの斤量に加え、フラットコースに近い福島なら、古馬相手でも十分勝負になる。

　強敵はタマモブリリアン。重賞路線で苦労しているが、今回はオープン特別でハンデは52キロ。昨年の函館1200mでレコードを叩き出したことがあり、秋の入りオープンに駆け上がった夏馬。巻き返しの材料が整った。

　単穴はタイセイプライド。葵Sはビッシリと追い切ることができず伸びひと息の7着に終わったが、三週連続して坂路3F36秒台を計測。リズムよく追い上げれば首位争いが視界に入ってくる。

　直線一気の競馬しかできないが、アイラインはパラダイスSで北村も動かし方をマスターできたか。フミノムーンは昨年の優勝馬、今回も馬群の捌きやすい小頭数になった。クラウンアイリスは49キロを活かしたい。

　福島コースらしく、前へ行った馬がそのまま残るケースが多いレース。一方でハンデにはそれほど神経質にならなくてもいい。好位にいけそうな◎タマモブリリアン、ハナへ行けそうな○ゴールドクイーンからの馬単フォーメーションで。

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【波乱含み】軽ハンデ馬が多数で難解な一戦。一応の中心には前走上々で中間の内容も良好な9タマモブリリアンを指名。1ゴールドクイーンはここでも先手主張が叶えば粘り込みがありそう。3アイラインは仕掛け次第だが決め手発揮なら上位が十分。4フミノムーンは差し一手だが、展開がハマれば昨年に続く勝利が考えられる。7タイセイプライドは古馬相手でどうかだが素質的に穴で一考。先行力がある11マドモアゼルにも少々マーク。

【小波乱】タイセイプライドは自在性がある。スピード豊かなゴールドクイーン。距離短縮を利してシベリアンスパーブが浮上する。

ハンデ戦。それぞれ距離値は持っているが、コース値が100に乗った馬がいない。要するに福島でも100台を出せる馬が上位にくるのだ。3歳ですでに前走105出している◎ゴールドクイーン。その相手絞りだろう。相手○タマモブリリアンと▲タイセイプライド。一発☆ノットフォーマルに。

夏場を迎えて確実に充実してきた1ゴールドクイーンが有力。平坦向きで小回りで持ち味が生かせる。次位は9タマモブリリアンで重賞の好走から巻き返しは十分。▲は7タイセイプライドで先行策から抜け出しは可能。

　ハンデ頭でも55キロという、やや低調なメンバー構成。サマースプリントシリーズの最中での1200m戦なら、それもまた仕方ないが、ここはこの距離を専門に使われてきた馬より、少し長い距離を使ってきた馬に注目したい。

　◎はアイラインとした。前走で東京1400m戦を使っていた馬の好走率が高い上に、その前走が前残りの展開を上がり最速で差し込んでの3着と、内容もまたいい。開催3週目の外差しが利く馬場で52キロのハンデなら、届くと見た。

　相手は、昨年の覇者フミノムーン、3歳勢のゴールドクイーン、タイセイプライドへが本線で、以下は、タマモブリリアン、マドモアゼル、ノットフォーマルまで押さえる。