【上位拮抗】ボスジラは推進力あり併せ馬でも手ごたえに余裕。順調に乗り込まれ仕上がり良く初戦勝ちに期待。ゲインスプレマシーも良血馬らしく動き非凡。ダートで活躍の血統も芝でもというタイプでチャンスあり。アントリューズも動き力強く態勢も整い争覇圏。ジョガールボニートも機敏な動き見せ上位が見込める。キタサンバルカンも軽快で侮れず、コルクやチェスナットバレーなどにも注意が必要。

【ウリふたつ】ボスジラは、マウントロブソン、ポポカテペトルの弟。毛色といい、のんびりとした気性といい、頑張り度といい、まるで兄のコピー。ビッシリは攻めていないが、南Wで6F追いも敢行。福島・芝2000m仕様に組みあがっている。軽量馬だけに上り重点ながら、キタサンバルカンは、ルーラーシップ産駒らしい、実戦向きの芯の強さを感じる。

　490キロ前後の馬格はともかく、ロードカナロア産駒だけに距離2000mが微妙だが、アントリューズも仕上がった。ゲインスプレマシーの調教も水準以上。サンルイス、チェスナットバレーは好枠をいかしたい。

【順当】7ボスジラは初戦から動けそうなタイプで押し切りに期待。2ゲインスプレマシーも素質的に互角以上で首位争いが可能だろう。14キタサンバルカンは力強いスピードがありそうで最終週の馬場も歓迎材料。5アントリューズは仕上がり良好で地力的にも注目できる存在だ。1サンルイスも時計がかかれば善戦以上が狙えそう。底力秘める4ウインコンダクターにも要マーク。

デキそのものも大事だが、暑さに負けていない馬を見つけるのも重要になりそう。最終的にはパドックや馬体重もチェックはしたい。ここはさほど人気にならないだろう◎チェスナットバレーを軸抜擢。ローエングリン産駒はこのコース合うし先手取れれば粘れると見る。唯一の牝馬△ジェイケイディーバも押さえる。

ひと追いごとに動きがシャープになってきた7ボスジラが有力。能力は高く気性が前向きならチャンス。対抗は14キタサンバルカンで水準以上の調教の動きから期待できる。