【伏兵注意】ダイシンインディーは発達した筋肉の持ち主で高い能力秘める。順調に乗り込まれ動きも余裕十分で初戦から。ニシノイタダキは軽快感ある動き見せる。追われる毎に前進うかがえ力発揮の態勢。ロジャーバローズも調教量豊富で水準以上の動き見せており争覇圏。アドマイヤユラナスは身のこなし良好。ポイントオブオナーも気配良く、スターオブオナーやキタノオドリコなどにも注意したい。

【血統優先】新潟外回り芝2000mなら、ハービンジャー産駒のアドマイヤユラナスが中心。新馬戦は、まずは調教大事。ただ、9F以上の芝の中距離は、少しくらい稽古で遅れていても、最後は底力と能力――血統をポイントに置いたほうが上手くいくことが多い。メンバー構成にもよるが、ここは関西馬・友道厩舎のアドマイヤの軸が正解のように思う。

　終い重点だが、ロジャーバローズは、近親にドナウブルーなどの名前が連なる、弟や妹も注目しておきたいディープの息子。ゴールドアリュール産駒のダイシンインディーを、三番手というのはちょっと評価しすぎ?――ただ、かなり組み合わせには恵まれた。

　終わってみれば、トーセンホマレボシ産駒のポイントオブオナー、スターオブオナーのほうが新潟10F向きだったという幕引きも一考。

【伏兵注意】2ロジャーバローズは素質上位で初戦から動けるタイプとみて中心視。8ダイシンインディーは乗り込み入念でいきなりからチャンスがありそうだ。6フルヒロブラックは底力があるタイプで条件的に合うと判断。3アドマイヤユラナスは初戦微妙だが流れひとつで善戦以上が考えられる。5スターオブオナー、1ポイントオブオナーはしぶとい脚がありそうで連下の候補としてマークしておく。

上位人気になりそうな馬はそれぞれ良いのだが、弱点もありそうだなという感じがある。マイナスが一番なさそうな◎ダイシンインディーを軸にしてみる。まともならば○▲。先手取りそうな☆△にも期待。

目立った時計はないが動きは軽快な2ロジャーバローズが優勢。実戦タイプで気性は前向き。切れ味も魅力なら勝機だ。対抗は8ダイシンインディーで動きは力強く素質は高い。