【1Fを我慢】栗東トレセン入厩当初は、調教のパフォーマンスも圧巻。
ダノンジャスティスは、どんだけ走るんだ?――いやいや、わくわく感いっぱいの馬だった。しかし、近二週は併せ馬で遅れ。パートナーが走りすぎ?
若干調教にモノ足りなさは残るものの、母は仏4勝、GIIIカルヴァトス賞優勝。母の兄弟はインカンストーム、アトランドなど、仏競馬シーンのみならず、北米の舞台でもブラックタイプが、ずらずら名を連ねている。父
Kingmanは欧州7勝。
ジャックルマロワ賞、セント
ジェイムズパレスS、サセックスS、愛2000ギニー優勝。英2000ギニーは2着に敗れたが、欧州の主要マイルGIをほぼ総なめ。プチ・フランケル的なスピード系として熱い視線を集めている、世界注目のスピードスター。
想像以上に短距離馬すぎ、1400mでも長いなんてこともあるかもしれないが(笑)、父・母の血統的魅力も含め、お手並み拝見。
対抗は
ボストンテソーロ。父テンプルシティ自身の競走成績は平凡。しかし種牡馬となって米・芝GI馬を輩出。上り重点ながら美浦坂路をラスト11秒9で登板した、一瞬の脚が武器になるだろう切れ者マル外。
スペキュラース、
マイネルエストックは、さすがラフィアン系。精度の高い調教タイムを重ね初陣勝ち負けに抜かりなし。
ホウオウカトリーヌも、初戦こその
マツリダゴッホ産駒。
エスプランデル、
スターアイランドも、いきなり狙い。