【工夫が実る】幅員の広い東京2100ダートに、
トップディーヴォは、まだ漸進の余地を残している。横山典が、いろいろシフト
チェンジを教え込んではいるが、勝負どころの反応は一息。コーナーの多い交流重賞でも何度も2着はあるものの、前走の
アンタレスSのように、内枠を引くと囲まれ、外枠を引くと追い上げにジリジリ。もどかしい競馬が続いているが、東京2100ダートは道中のストレスは少なくて済む。ここは横山典の腕の見せどころだ。
強敵は
サンライズソア。気難しいところのある馬かなと思っていたが、デムーロとのコンビで名古屋大賞典をスイスイ。長丁場もアッサリとクリアした。ただ、57キロが微妙。
初の斤量がゴール前堪えるようなら、岩田
モズアトラクションが急追。
アルデバランS2着の
アングライフェンも僅差。
フェニックスマークは、目下3連勝。ただ、惜しいかな。持ち時計がまだ足りていない。横山典から北村宏へ。初距離でもあり、ここは試金石だろう。
リーゼントロック、
リアファルの粘り込み等、ハンデ戦だけに連下は手広く。