【左回りはスマート】
スマートルビーは、中山・福島の9-10Fにも勝ち鞍がある。ただ、記録としての
マックスは東京9F――1分46秒8という未勝利の記録は、翌週の古馬GIII・
エプソムCの決着タイムと0秒6差。このときのタイムが能力の起点であり、東京コースの適性の高さを物語っている。細化傾向にあった馬体を慮り、造り直しの期間も設けた。
逆転があれば
イタリアンホワイト。走り時がつかみ辛い血統ですが、三走前の福島・1分59秒8は、同日の
福島記念を0秒4上回る快時計だった。
決め手なら
ルネイションも互角。こちらのベースはマイル、新潟1600m・1分33秒9と上り32秒1にあり、10Fとなると展開無視の直線勝負。ポカも覚悟しておかなくてはならないけれど、ヨーイドンの決め手勝負がハマれば単まで見込める。
フロムマイハートは、回りの違いはあるものの、能力ベースは阪神1800m・1分45秒6。リフレッシュ期間を設け、近走とは少し違った身体と意識作りを期待できるかもしれない。
ヒメタチバナの粘り込み、
ニシノアモーレの一発も要警戒。