【闘志満々】
スマハマの動き闊達。デビュー戦は4着と好結果を出せなかったが、二戦目で初勝利、三戦目は1分52秒7に大幅に時計を更新。続く
ヒヤシンスSでは、左回りマイルにも楽々対応。5F通過・1分1秒6というミドルラップを二番手追走から、上り3Fを推定12秒6-11秒8-12秒5という好ラップで、後続を0秒4と振り切る完勝をとげた。3歳春は
ユニコーンSを逆算する形で目標はここ。直前は意識的にセーブしたが、一週前のCWの動きも上々。
若さを残すぶん対抗としたが、将来性は
オメガパフュームも互角以上。新馬戦の上り35秒8もインパクトがあったが、続戦の阪神1800ダートでは一気に1分52秒7に時計を短縮。終始外々を回し、直線入り口で再加速しての圧勝だった。
単穴は
アイスフィヨルド。芝で2勝、
NZT5着歴もあるが、血統の肌合い、箱型体型と、ダート向きの硬質さを感じる。芝のスピード勝負では絶対値に限界があるが、ダートなら残り1Fでもうひと押し。一変の可能性を秘めている。
マイル延長が微妙だが、グリムの前走時計・1分24秒5は、同週の古馬1000万とコンマ1秒差。最速の上りをマークしたとあれば、字面ではマイル延長もOK。
時計の出やすい重馬場だけに1分52秒3という記録の判断が微妙だが、
マイネルオスカルは1800ダートも克服。
スウィングビートは、東京マイルの新馬戦で上り35秒9を計測。短めの背中を見ると9Fは長く、ワンターンの東京コース向き。