【伏兵注意】ベルクワイアは軽快な動きに素質の高さ感じる。順調に乗り込まれ動きに余裕出て初戦から力量発揮。トーセンギムレットはしっかり調教積んで素軽さ出る。反応も良好でチャンスも十分。ショウナンガナドルもひと追い毎に気配良化し力を出せる態勢。エトワールもキビキビした動き見せ上位の候補。ニシノアメイズも状態整い、ツクバソヴァールやハルイロなどにも注意を払いたい。

【弾む】ベルクワイアは、パワーも備えた、典型的なロードカナロア産駒のマイラー。2歳6月期の国枝厩舎の調教は、将来を思い3F重点が主体。余力を残しつつ、その中で、併せ馬などを工夫。3頭併せから内に潜り込み、37秒1-12秒9と弾んだ。国枝厩舎のこの時期の2歳とすれば、かなり時計が早く、能力の高さで自然とタイムが出た。

　逆転があればエトワール。6日の追い切りでは、戸崎が跨り、南Wで長め6F・82秒3-67秒3-39秒7-13秒2。外目6分どころを馬なりと、ハービンジャー産駒らしく、無理にせかさず、ジワリと時計になる様がいいね。

　ここ一番の仕上がり度なら、南W・66秒6のトーセンギムレット。仕上がり早のショウナンガナドル、コスモブッカー、ニシノアメイズは、馬券を買うなら新馬戦でこそ。

【軸不動】13ベルクワイアは仕上がり良好で素質的にも要注目の存在。10エトワールは初戦から動けそうなタイプで相手筆頭に指名する。8ニシノアメイズは初戦微妙もスピードがいきれば上位がありそう。3オウムアムアは新馬向きの気性があるとみて連下の筆頭としてマークする。12ピカブーは乗り込み入念で上位食い込みに要警戒。16ハルイロは底力がありそうで混戦になれば浮上のシーンが考えられる。

デキ万全という感じではないが、まずまず仕上がっている◎ベルクワイア。これで過剰人気になるのは嫌だが馬券軸としてはなんとか機能してくれそう。同距離コース合いそうな馬は押さえておきたい。適性どうかは未知数だがベルシャザール産駒☆ミカエラを一発候補に入れておく。

ひと追いごとに鋭さを増してきた13ベルクワイアが主力。血統背景も魅力で潜在能力の高さから注目。対抗は10エトワールで仕上がりは良好で実戦タイプ。