【基礎工事は終わっている】
節分Sは、折り合っているように見えても呼吸が合わず、伸び一息の5着に終わった
フィアーノロマーノ。日本馬より約半年生まれの遅い南半球産駒だけに、まだ危なっかしいところもあるのかもしれない。ただ、二走前のフォーチュンCは、前半1000m通過が58秒3-1400m通過・1分21秒6というタフなミドルラップを好位で構え、走破時計は1分33秒6。レースの上りを0秒8上回る、11秒台の連続ラップで楽勝、現級対応の基礎工事は終わっている。アタりの柔らかいルメールで仕切り直し。
プロディガルサンは、GIIIの
東京新聞杯で2着歴もある格上。ふっと気を抜く癖を慮り、ブリンカーを装着してきた。
サロニカは、
初音Sは出遅れ。腹をくくって直線勝負に戦法を変えたが、上りはナンバー2。資質の在りかを確認できたし、前走とは一変、先手勝負も望むところ。
カルヴァリオ、
ウイングチップはマイルなら安定して連下には走る。