【自信満々】パリンジェネシスが圧倒。二走前の阪神2200mは、すんなり先手がハマったとはいえ、やや重馬場で1000m通過・1分0秒6-2000m通過は2分1秒7、2着を1秒3とチギる逃げ切り圧巻。その記録の意味を、青嵐賞・2分22秒9というレコードに近い快記録で、すかさず証明。

　馬体減りもみられず、勝って同条件、左回りの2200mなら、前回同様のパフォーマンスを期待していい。

　当面の敵はグラットシエル。1800mの野分特別に1分45秒4という記録もあり、準オープンのサンシャインS2着。馬券の対象から外しにくい、距離自在の実力派降級馬だ。

　単穴はダノンマジェスティ、ここを勝てば菊花賞まで展望できる3歳。5歳馬フォイヤーヴェルク、6歳馬ララエクラテールは、ここが踏ん張りどころ。

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【上位拮抗】各馬、持っている素質は高いが、どうも勝負所でモタモタする。そんな似通ったメンバーが集まった一戦。その中では一番前目に位置付けて、長くいい脚を使える2パリンジェネシスが安心。7フォイヤーヴェルクも、ようやく安定して脚が使えるようになってきた。前走は地味でも内容は高く評価できる。

【態勢万全】ポン駆けする10グラットシエルが降級。少頭数ながら先行指向が強めのメンバー構成で、それなりに前が流れてくれそうなのも歓迎である。帰厩後の稽古で見せている動きは上々で、万全といえる仕上がり。ここから、相手は02パリンジェネシスと07フォイヤーヴェルクの2頭を上位に取った。ひねらず素直に、◎-○▲の馬連・馬単を厚めに狙いたい一戦だ。

【小波乱】ダノンマジェスティは条件が合う。しぶといグラットシエル。スリーマキシマムは力をつけている。

平均値上位3頭は、前走値も100台に乗って並んでいる。まずはその順序が問題。ズバリ平均値で◎フォイヤーヴェルク。相手筆頭に○パリンジェネシスと☆グラットシエルとする。3歳からの逆転一発は前走値97で▲ダノンマジェスティも上位に評価。

勝って同条件なら2パリンジェネシスを推す。自在な脚があり早めに仕掛ければ抜け出せる。○は7フォイヤーヴェルクで差し脚は鋭く逆転は可能。