【全姉は重賞馬】良血・有力どころが何頭かいるが、サターンの切れ味にまずは注目。11日のCWでは、浜中が跨り、82秒4-66秒6-37秒4-11秒5。いかにもディープインパクト産駒らしい、抜群の機動力を誇示。全姉のカンタービレ(フラワーC優勝)より、四肢も背中もがっちりしている。

　プランドラーとの差し比べが本線。全兄は新緑賞勝ちのグレートウォリアー、兄より四肢が短めで反応が早い。一角崩しがあればアドマイヤポラリス。ブリーズアップセール出身、CWで上り11秒台も出た。タイセイクルーガー、ソルトホープ、コンバージェンスもデビュー戦とすれば質の高い調教を消化してきた。

【順当】ジョッキーも陣営も評価が高い8サターン。同じディープインパクト産駒のライバルも強敵だが、完成度ではこっち。3プランドラーは、さすがといったバネの持ち主。7ミヤケは相手なりに走りそう。気持ちは初戦向き。

【素質信頼】格としては、ノーザンファーム育成馬の「大将格」である03プランドラー。トレセン入厩後はハードに乗り込まれ、期待に違わぬ動きを見せている。いたってフツーに勝ち負けする可能性が高く、素直にここから。相手は、05アドマイヤポラリスと04コンバージェンスの2頭を上位に評価する。ひねらず素直に、◎-○▲の馬連・馬単主体でいきたい。

【小波乱】サターンはセンス十分。乗り込み入念なマイネルデーゲン。プランドラーはスピードを持続できる。

前評判高い○サターン。血統的には期待感十分。だが同じディープ産駒◎プランドラーもデキ十分。まあこの2頭だとは思う。あとは3頭目に割り込めるところを押さえていく。