【ほぼ順当】チークピーシーズ効果もあったのだろうが、エアウィンザーの素質開花をひしひと感じる。境港特別は11秒5-10秒9-11秒3(3Fは33秒7)という高速の上りを、自身は33秒6でグイと楽勝。これまでの勝ち味の遅さが嘘のようだったが、数字的にもキチンと確変が読み取れる。

　クリノヤマトノオーとの差し比べが厚め。菊花賞明けの前回は、下腹がダブつき気味。ちょっとマズいかなと思ってみていたが、あの造りでも33秒7の脚が使えるのか。重めをひと絞り、乗り手は選ばない。去勢効果か、トリオンフは、決め手勝負、パワー勝負と、与えられた課題を次々とクリア。中間も念入りに調整できている。

　季節的な問題なのか、夏の勢いにひと息のナイトオブナイツ。ただ、距離はマイルより2000mのほうがいい。3連複・3連単のヒモ要員にレトロロック、スズカルパンを一考。

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【順当】前へ行ってもしぶといし、後ろからでも安定した末脚を繰り出せる4クリノヤマトノオー。開幕週の馬場と、少頭数を考えると、弱点らしい弱点は見つからない。信頼。3エアウィンザーは凄みは薄れてしまったが、代わりに安心感をファンに与えだした。テン乗りが気にはなるが、能力は高い。7トリオンフは前走○に快勝。スタート課題も、昇級しても通用するだろう。

【昇級でも】1000万下を勝ち上がった前走で、03エアウィンザーを退けている07トリオンフ。2走前の先行内容も優秀で、昇級初戦とはいえ侮れないモノを秘めている。稽古での動きの良さも強調材料で、ここは期待大。相手は順当に、04クリノヤマトノオーと03エアウィンザーを上位に取った。少頭数の一戦なので、ここは◎-○▲の馬連・馬単主体でいきたい。

【小波乱】レトロロックは決め手上位。先行力十分のスズカルパン。伸び盛りのトリオンフも差はない。

ここも指数混戦。人気になるだろう○エアウィンザーにしても、このクラスになってしまうとそれほど指数は高くない。これは逆らってみても面白いのではないか。平均値でトップなのは◎クリノヤマトノオー。ここから攻めてみる。3番手にするのは2走前同距離コース109▲レトロロック。一発は前走値トップ☆デンコウリキ。

一段と地力がアップしてきた3エアウィンザーが有力。先行策からリズム良く回ってくれば勝機は十分。対抗は4クリノヤマトノオーでベストの条件で期待できる。