【タメてスパリ】トゥザクラウンは、木津川特別に24キロ増で出走。骨格からは、そんなには重く見えない。ただ、インは突いたが瞬時に反応してくれない。重めというよりは、馬込みを嫌い、使える脚は意外と短い。馬体造りの精度アップも含め、二戦目の今回は、陣営もルメールも考えてくる。

　ロッテンマイヤーは、3歳2月のクイーンCを、1分33秒4・3着歴がある血統馬。脚部の不安で長期休養を余儀なくされたが、能力的には木津川2着くらいは当然。変にテンションも上がっていないのだろう、調教の伸びもいい。

　立ち回りの難しさは相変わらずだが、現級ならテラノヴァは、常に単式圏内。クィーンズベストは、距離短縮で前走結果が出た。マイル仕様に、テッポウ態勢も整った。モツれた展開になれば、ブリラーレがひと差し。タガノアシュラは、マイルなら思い切って追い込む作戦がとれる。

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【相手探し】前走は肝心なところでモタモタしてしまった2トゥザクラウン。やはり少し重かったんだろう。いま一度見直しが必要だ。3テラノヴァは前走外を走らされる不利が大きかった。この枠なら、内でしっかり脚が溜められる。1クィーンズベストは勝ち味に欠けるものの、安定感は抜群。

【展開有利】先行指向が弱めのメンバー構成で、しかも11頭という少頭数。ハイペースで、前に厳しい展開になるとは考えづらい組み合わせである。本命は、前走での先行内容が優秀だった10ロッテンマイヤー。阪神替わりも問題なく、いいデキをキープしている。相手は、01クィーンズベストと03テラノヴァの2頭を上位に。◎-○▲の馬連・馬単主体でいきたいレースだ。

【小波乱】トゥザクラウンは決め手上位。仕上がり上々のタガノアシュラ。フェルトベルクはこの距離が合う。

平均値トップは☆クィーンズベストだが休み明けで若干割引。軸にするのは4歳から◎トゥザクラウン。3走前に103もあるので十分やれるはず。相手に○テラノヴァと▲ロッテンマイヤー。以下△もあまり差がない。頭逆転もある。

他力本願だが末脚は鋭い3テラノヴァが主力。この距離はプラスで差し切りは十分。対抗は1クィーンズベストで1000万では地力で勝る。