【さらに前進】テリトーリアルはまだ伸びる。デビュー時はダート、脚元がかたまるのを待って芝へと転じ、芝の戦績は[2213]。12月から使い始め、馬体をほとんど減らすことなく着順と時計を漸次更新。稲荷特別2着は、安定感もありレース運び自体も秀逸だった。

　最速の上りで同3着に押し上げたスティッフェリオが対抗。叩いた変わり身、ステイゴールド産駒にとっては、週中でもひと雨がうれしい。

　割って入ればシンギュラリティ。まだコントロールしにくい面が残っており、稲荷特別は窮屈な競馬をしてしまったが、中京の坂で上り33秒9を使ったことがある。

　マイルも走るが、レッドイグニスは1800mも[1011]。少し時計がかかる馬場になればモンドシャルナも上位争い。

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【順当】前走は展開よりも枠順に苦しめられた1レッドイグニス。一転して今回は最内枠。器用な面がある馬だけに、このプラスは大きい。4スティッフェリオは、もう少し距離があったほうがよいと思うが、レースの組み立てはし易い。3ビービーブレスユーがここに来て状態アップ。積極的な競馬で見せ場以上を作る。

【小波乱】レッドイグニスは去勢効果が大きい。モンドシャルナは状態良好。流れに乗りワンスインアライフが浮上する。

ここも1頭をのぞいて全頭が平均値90台。上から下まで8差に納まる。前走稲荷特別からの馬が中心になるだろう。前走休み明けでやや重めだった◎スティッフェリオ。叩き2戦目で前進あると見る。相手に平均値トップ○レッドイグニス。さらに▲テリトーリアルと☆シンギュラリティ。

自己条件なら能力は上手の4スティッフェリオが主力。差し脚は堅実で得意の阪神なら巻き返せる。○は8テリトーリアルで条件はベストで先行力が発揮できれば期待できる。