【10秒台のラップを連発】ブラックスビーチの逃げ切りV。三木特別はハンデ戦、前半5Fは1分0秒5のスロー。展開に恵まれたことも確かだが、上りラップは10秒8-10秒9-11秒6。馬場差を差し引いてもオツリの残る、圧巻の快ラップを叩き出している。鞍上はデムーロ、馬場のいいところを探り逃げれば、日曜日の宝塚・キセキの、いい予行演習にもなる。

　レッドアンシェルは京都金杯3着馬。1800mは微妙に長いが、力で押し切る公算も大。レオナルドは、倒れそうになるくらい、道悪は空下手だった。雨は降るが、前走のような馬場はめったにない。馬場が渋れば逆に、9FでもキョウヘイはOK。エンヴァールは、ボウマンが強気の構え。

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【一騎打ち】マイルの重賞戦線でも、上位に食いこんでいた7レッドアンシェルが、降級して準OPなら負けられない。距離も不安よりも、「勝てば中距離重賞にも挑戦ができる!」という期待の方が大きく感じる。4キョウヘイは3歳時に重賞勝ち。時計がかかるのがベストだが、この相手なら馬場云々言っていられない。一発あるなら準OP2戦目の2エンヴァール。

【連勝期待】降級した前走を逃げ切り、再び準オープンに戻ってきた09ブラックスビーチ。非常に強い勝ち方で、現在の超高速馬場もプラスに働くはずだ。条件適性の高さも十分で、稽古での動きの良さも強調材料。ここから、相手は07レッドアンシェルと02エンヴァールの2頭を上位に評価する。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で、キッチリ獲りたい。

【小波乱】エンヴァールは積極策で押し切る。軌道に乗ったブラックスビーチ。キョウヘイは追い比べで力を発揮する。

降級◎レッドアンシェルをそのまま評価。今週はシンプルにいく。相手は前走同距離コース99勝ち○ブラックスビーチ。そこに馬場がやや重い方が追い込み決まる▲キョウヘイ。これも降級なので数字は良い。一発☆スズカルパン。

重賞で戦ってきた実績から9ブラックスビーチは有力。自在に立ち回れるタイプで得意の阪神コースなら期待できる。次位は2エンヴァールでクラス2戦目で上積みは十分。▲は4キョウヘイで決め脚は鋭くチャンスはある。