【1400m勝ちの中では】7Fなら、ためらい少なく
ブルスクーロは動ける。新馬勝ちは馬場の速い開幕週、レースの上りは11秒5-11秒4-11秒7と、11秒半ばの速いラップで決着がついたが、終わってみれば1分22秒1。7Fデビュー組では最速のタイムで、坂コースの中京新馬を勝ち上がっている。
中京2歳Sは、丁寧に外を回し正攻法の競馬で2勝目を目指したが、勝ち馬の爆発力は別格。距離ロスの少ない
エイシンゾーンに2着も譲ったが、脚色衰えず3着に浮上。
父は異なるものの半兄の
コーディエライト(
父ダイワメジャー)は、
新潟2歳S2着、
ファンタジーS2着。右回りだけが少し気がかりだが、その血統力も一考、7Fならオープン特別くらいまでは対応できる。
対抗は
アヴァンティスト。走破タイムは1分23秒6ながら、初陣の馬場は重。その条件下で、レースの上りを0秒4上回る35秒6でグイとひと伸び。同じ中京7F・良馬場1分23秒6、上り35秒7の
ジョニーズララバイよりは、馬場差を考慮すれば内容は上だろう。
大駈けがあれば
ロードアクア。東京7Fの新馬戦は、11秒4-10秒9-11秒6(3Fは33秒9)というレースの上りを33秒8でスパリ。東京の坂を目に見える10秒台の高速ラップをマーク。
新潟2歳Sのパドックに入ると、妙にこじんまり映ったが、500万クラスなら印象も異なるハズ。
イッツクールは、未勝利時代に当該距離を1分21秒8で2着。まだ身体もレース運びも贅肉があるが、
ブルベアオーロの迫力に今一度注目。